宮津エリア(みやづ)/細川氏と京極氏が築いた歴史のまち宮津は、江戸時代以降発展し、「旧三上家住宅」などの商家、現役木造最古の畳敷き天主堂「カトリック宮津教会」など、今も多くの建築物が残されています。また与謝蕪村が愛した寺町一帯も見どころのひとつ。
宮津マップ
▼おすすめ観光ルート
カトリック宮津教会
↓自転車1分・徒歩2分
和貴宮神社
↓自転車5分・徒歩10分
今林家
※今林家は一般民家のため屋内に入ることはできません。
↓自転車8分・徒歩15分
見性寺(寺町一帯)
↓自転車5分・徒歩8分
袋屋(醤油店)
↓自転車3分・徒歩5分
旧三上家住宅

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カトリック宮津教会 〔かとりっくみやづきょうかい〕


写真:カトリック宮津教会外観(左)・聖堂(右)
 洗者聖ヨハネ天主堂ともいわれ、フランス人のルイ・ルラーブ神父が1896(明治29)年に造った木造の教会で、毎週ミサの捧げられる現役の聖堂としては、日本で最も古いものとされています。
 内部の床は畳敷きという和洋折衷のロマネスク風様式の教会、堂内を明るく照らすステンドグラスはフランスから輸入したもので、1280枚あります。
 この教会は観光施設ではなく多くの方が礼拝に訪れる宗教施設です。
 日曜日の午前中に行われるミサの時や、普段でも礼拝されている方がある時の見学はご遠慮下さい。

寺町一帯(見性寺・大頂寺) 〔てらまちいったい〕

写真:見性寺山門(上)・山門の句(右)

写真:大頂寺
 多くのお寺が建ち並ぶ寺町。その町並みを歩くだけでも歴史を感じます。数ある中から「見性寺」と「大頂寺」を紹介します。

【見性寺】 別名を蕪村寺といい、俳人与謝蕪村が3年間(39歳〜42歳)滞在し、ここを根拠として俳句のみでなく画業にも励み蕪村画大成の基礎をつくった。境内の蕪村の石碑には『短夜や六里の松に更けたらず』と刻まれている。

【大頂寺】  宮津藩主本庄家菩提寺・文化財指定本庄家御霊屋の寺丹後・与謝霊場第18番札所。山号を宝徳山とする浄土宗の寺で本尊は阿弥陀如来。
 桂昌院(三代将軍家光の側室・五代将軍綱吉の御生母)の御生家が本庄家であったことから徳川将軍家とは姻戚関係にあたり、日光東照宮を小さくした御霊屋を造り、桂昌院の御位牌・御念仏・本庄家歴代城主の御位牌を祀る。内部は天井から床まで黒漆塗りで、荘厳に仕上げられ、飾り金具には本庄家の家紋の「継ぎ九つ目」が打ち出されている。

旧三上家住宅 〔きゅうみかみけじゅうたく〕
 三上家は屋号を元結屋(もっといや)といい、江戸時代において宮津城下有数の商家のひとつで、酒造業・廻船業・糸問屋等を営む一方で、宮津藩財政や宮津城下の町政に深くかかわっていました。
 天明3年(1783)の火事で焼失したことから、主屋棟は外部に面する柱を塗りこめる大壁造・土扉を設け耐火構造としています。
 座敷等は非常に質の高い贅を尽くしたものとなっており、天保9年(1838)には幕府巡見使の本陣となり、慶応4年(1868)には山陰道鎮撫使・西園寺公望の宿舎にもなりました。
 平成元年に京都府指定有形文化財に指定され、平成15年には主屋をはじめとする8棟が国の重要文化財に指定されました。その間、平成12年には庭園が京都府指定名勝となっています。
 開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日:年末年始
 観覧料:一般 350円 中学生以下 250円
 電話:0772-22-7529

旧三上家


天橋立雪舟観展望休憩所 〔あまのはしだてせっしゅうかんてんぼうきゅうけいしょ〕

写真:雪舟観から見た天橋立(上)・獅子崎稲荷(右)

※日本三景天橋立・四大観/雪舟観(宮津)
飛龍観(文珠)、斜め一文字(府中)、一字観(与謝野)
 天橋立が横一文字に見える・天橋立十景の一つ。獅子崎稲荷神社の赤い鳥居を登った上にあずま屋があり、宮津湾を隔てて天橋立を見ることができます。
 雪舟の水墨画・国宝「天橋立図」は、ここからの眺めを描写されたといわれています。5月には地元の自治会が管理するミツバツツジが咲き誇るのも見事です。


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