なんかいろいろあって、でも書きにくかった俺の意見を書こうと思います。

おれはずっとレンさんの味方です。その意見に変わりはありません。
おれのようなすぐブチ切れやすい人間がレンさんと一緒にいられるのは、レンさんが「謝れる能力」と「やさしさ」をもってるからです。
たま～にPTしてる時にどっかいちゃいますが、「いろんな人がいていい」と思いますし、その後、こちらから何も言ってないのに「ごめんね」と言ってくれます。
人に迷惑かけない範囲でですが「いろんな人がいていい」と思いっています。

最近の中高生など若い人ほど「個性」「個性」「個性」「人と違う生き方」などよく言いますが、じつは裏では「少し服装が違うだけ」「少しみんなと
行動が違うだけ」で学校の裏サイトなどでひとりを集中的に叩いたり、いじめたりするそうです。そんなことやっててはいつまでたっても「個性」なんて身につかないと思っています。
そういう「いろんな人がいるんだ」ということは社会へ出るほどわかることであり、２０代で金もちで高級車乗りまわす人もいれば、
６０代でアルバイトの人もいる、障害をもつ人もいれば、家庭の事情で早朝から働いてる高校生がいたり、いろんな事情かかえてる人がいる。
そこではじめて「少し服装が違う」だの「行動が少し違う」などがいかに小さいことか、どうでもいいことかわかるんだと思います。

あと、謝罪うんぬんについてですが。人のコミュニケーションのコツは「私は～～」から始めることだそうです。
「私は怒っています」「私は悲しいです」「私は楽しいです」など。
「私はあなたの発言で傷つきました」と言われれば、言われた本人も「ごめんなさい」と謝りやすいそうです。
それを他人から「あいつが傷ついてる（だろう）から誤れ」では、なかなか素直に謝れませんし、
まして「みんなが傷ついてるだろうから誤れ」では、誰にどう謝っていいのかすらわかりません。
あと、これも本に書いていたのですが、そういうコミュニケーション能力がない人ほど、謝っても謝っても
次から次へ「誤れ」などなど言ってくるそうです。そういう場合は「自分が誤って、それでもしつこく相手が納得しない場合、
もうそれ以上はやめて距離をおきましょう」と本には書いてました。

レンさんはすでに一回謝ってます。でも次から次へ全く関係ない場所からひやかし半分でどんどん来る「謝れ」「謝れ」には「そんなものは無視すればいい」ってのが私の意見です。
それでも一歩譲って「もう一回謝っておいて、終わりにしましょう」と私は言いました。しかし本来ならそんな連中に謝る道理はないはずです。
もし本当に傷ついた人がいれば「私は傷つきました」とちゃんと言えばいいですし、本当に傷つきただ純粋に謝ってほしいって人ならそうすると思います。
ネットの世界では、例えばアナウンサーが失言すると「とにかく叩け」とばかりに責める傾向があります。私自身も思い当たる節はないとは言えません。
しかし本来なら、その言葉で傷ついた人たちがきちんとした言葉で「私は傷つきました。謝ってください」と言うのが正解なんでしょう。

（で、これを書くと、また次から次へひやかしで「傷つきました。誤ってください」と来るのがネットの世界なので書かないでおこうと
思ったのですが、それがオレの意見です。）

あとレンさんの発言は、今の日本の現状で「なんとかしたい」ってとこから来てるんだと思います。
それはおれや皆さんも同じで、なかなか進まない救援や事故処理が毎日映像で流れ、でも自分は何もすることができなくて、そんな自分にイライラがつのることもあるかと思いますし、
実際そういう人が多くなってるとテレビでも言ってました。
レンさんは、その後晒し者にされ、またわざわざその場所を教えた人間によってその書き込みをみて混乱した結果、ああいう人に不安を与える発言に
なったんだと思います。
けして「誰かを傷つけてやろう」って所から来てるわけではないのは明白です。オレはレンさんが人の悪口を言ってるのを聞いたことがありません。
それならオレの方がよほど口悪いですし（今回のぞけば人の悪口は言ってませんが）、まして「人の粗捜し」「隙があれば叩きたい」って連中とはむしろ対極にいる方だと思います。


「今回の被災に関するオレの考え」

で、なんだか「震災被害者のことをなんとも思ってないんじゃないか」みたいな意見もありますが、そんなわけないです。皆さんと同じです。
レンさんもそうだと思えますし。むしろそういう思いから、ああいう書き込みになったんだと思います。
「いろんなひとがいていい」というのは、これからもっと重要になると思っています。
これからは「心のケア」が大事になってくると思います。今までバリバリ働いてた人が急に働けなくなったり、今まで元気に救済活動してた人が
パタッと動けなくなったり、世界中をとびまわってた人が家にひきこもりになったり。それは過去の震災などでそういう人が出てますし、
すでに「食べ物を吐き出す赤ちゃん」や「食欲がない子供」が出てきてるニュースは、皆さんご存知だと思います。ストレスによる心の病です。
で、そういう人たちは、周りから見ると一見は普通なので「信じられない」「あの元気なひとが」となります。やがて世間の目は「甘えてるだけじゃないのか」
「働きたくないだけじゃないのか」となり、ネットの世界では「生活保護がほしいからだろ」など、行き過ぎた誤解まで。叩くひとも出るでしょう。
そんな風潮の中「誰がなんと言おうとこの人を信じる」と長い目でみるのが家族、またはその人を大切に思う人の役割だそうです。
心の問題は時間がかかるので、その人たちでさえ時々「もしかして甘えてるんじゃないのか」と思うようになりますが、
そこはぐっとこらえてその人を信じ、待ち、「その人の話を聞く」「寄り添うように付き合う」のが大切と。
被災者自身、またはまわりの人に「いろんな人間がいていいんだ」「いろんな生き方、いろんなペースの人間がいていいんだ」という発想がないと、
被災者自身は「焦り」に繋がりますし、まわりの人からみると「この人甘えてるんじゃないか？」「おかしいんじゃないか？」って見方になってしまいます。
心が傷つきいつまでたっても働けない人、震災のトラウマからある瞬間突然具合の悪くなる人、暴れる人、酒におぼれる人、ひきこもりになる人
いろんな人が出てくると思いますが、皆が「いろんな人がいて、いろんなペースがあるんだ」とわかっていないと、その人たちを焦らせ傷つける
ことはあっても、救うことはできないと思います。「ちょっとひとと違うから」ってだけで叩くのではなく、そうやって働けない人や酒におぼれる人
などなどを「叩く」「見捨てる」「罵倒する」ではなく、「信じる」「寄り添うように付き合う」ってことが大切かと。

で、私は思うのですが「そういう人たちの一部はこういうゲームに流れてくるんじゃないか」と。
働けない、学校にいけない、そんな人たちが、電気が復活し、まわりが落ち着いた時、家でやることなければ今はゲームやPCが身近にあるので、
流れてくる可能性は大かと。悲惨なトラウマに毎日苦しめられるくらいなら、ゲームに熱中して忘れてる方がいいし、そうやって時間が解決してくれるかもしれません。
そういう人たちは、FF１１のような長いPTは無理かもしれませんし、途中で気分悪くなって抜けるかもだし、NM狩りの約束の時間にこなかったり、
まして身体に障害おった方はまわりの速いペースについていけないかもしれない。ネットでは相手の事情がわからない以上「なんだよコイツ」となるのは無理ありませんし、
叩きたくなる気持ちもわかりますが、でもそれではまたその人を傷つけてしまいますし、やがて辞めてしまうでしょう。また孤独な世界へ逆もどりです。
なので「いろんな人がいる」ってことを多くの人がわかっていないといけないと思いますし、自分もそう思います。

ま～エラそうなこと書きましたが、自分も完璧どころか完全に不完全ですし、障害っぽいのもってますし、欠点だらけだし、日々精進ですが。
あと上に書いたのは個人の意見なので、実際新潟震災のときにまとめられたであろうプロ？の考えた「被災時の心のケア」があったので、この上に
たぶん載せますし、そちらの方が参考になると思いますし、毎日被災報道ばかりで少しストレス気味の人にも少しは役に立つかな？と思います。
あとオレは「やりたいこと」があるので、このゲームはしばらく休むかもしれません。「やりたいことをやっておこう」って始めたんですが、
今回の震災で一瞬にして命を奪われた人たちを見てて、悲しみと同時に「明日は我が身かもしれない」「今やりたいことやらねば」といっそう思うようになりました。
またこのタイミングでPCの調子が悪くなってきたのもありますが。
現実はまだショックでプロ野球の選手みたいにいまいちやる気はまだ出ませんが、ぼちぼちやっていこうと思ってます。