フランス、2012年フィギュア世界選手権開催を日本に譲渡提案

　2012年にフランスで開催予定のフィギュア世界選手権の開催について、同国のスケート連盟が23日、日本に譲りたいとの意向を示したことが明らかとなった。韓国の複数メディアも同件に注目し、続々と報じている。

　報道によると、フランススケート連盟は2012年の世界選手権について、東北地方太平洋沖地震で大きい災害をうけた日本が大会を改めて開催できるように助けるべきと主張し、日本への開催権譲渡を国際スケート連盟（ISU）に提案したという。

　本来は3月21日に東京で開催予定だった2011年の世界選手権は、地震による影響で代替地開催となった。代替地としては米国とカナダ、フィンランド、ドイツ、ロシアなどが候補国となっているが、韓国メディアは今大会がロシア開催となる可能性が大きいとの見方を示している。

　一方、今大会の開催地決定について、国際スケート連盟のオッタビオ・チンクワンタ会長は、執行部の投票結果を早ければ25日に発表する計画だと明かしている。（編集担当：永井武）

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