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原発事故に関する本県での放射線量について

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年3月23日更新

原発事故に関する本県での放射線量等について

 本県では、さいたま市内において、放射線量等を測定しています。

 原発事故の発生に伴い、データの監視体制を強化しています。

 現時点での測定データでは、日常生活に支障がでることはありません。 【参考「日常生活と放射線」(文部科学省)】[PDFファイル/360KB]

 放射線の基礎知識については、放射線医学総合研究所のホームページ(外部リンク) http://www.nirs.go.jp/information/info.php?i3 を参考にしてください。

 1 埼玉県における空間放射線量測定結果

 2 埼玉県における水道水、降下物(ちり、雨水等)の検査結果

1 埼玉県における空間放射線量測定結果 : 測定単位 μ(マイクロ)Sv(シーベルト)/h

※埼玉県での平成22年4月1日から平成23年3月11日までの観測データ 0.031~0.060μSv /h

月日

測定値

月日

測定値

3月23日

1時

0.133

3月24日

1時

0.120

2時

0.134

2時

0.120

3時

0.133

3時

0.119

4時

0.128

4時

0.119

5時

0.126

5時

0.119

6時

0.125

6時

0.119

7時

0.125

7時

0.118

8時

0.124

8時

0.118

9時

0.123

9時

0.118

10時

0.123

10時

0.117

11時

0.122

11時

0.116

12時

0.122

12時

0.116

13時

0.121

13時

14時

0.121

14時

15時

0.120

15時

16時

停電のため計測なし

16時

17時

停電のため計測なし

17時

18時

停電のため計測なし

18時

19時

0.123(参考値)

19時

20時

0.125

20時

21時

0.127

21時

22時

0.137

22時

23時

0.128

23時

24時

0.122

24時

 ※計画停電の影響によりデータの更新ができないことがあります。

 ※1μ(マイクロ)Sv/h=1,000n(ナノ)Sv/h  1μ(マイクロ)Sv/h=0.001m(ミリ)Sv/h

 ※3月11日12時~3月14日24時の観測データは、0.032から0.034μSv/hです。

 ※3月15日から22日の観測データは  こちら [PDFファイル/101KB] 

 ※測定値は、風向きや降雨により変動することがあります。

 ※この情報は、概ね午前10時と午後6時に更新します。なお状況によっては随時更新します。

 ※都道府県別調査結果はこちら (文部科学省ホームページ) http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/index.htm

2 埼玉県における水道水、降下物の検査結果   

 ※当面の間調査を行い、1日に1回公表する予定です。

(1)水道水:測定単位Bq(ベクレル)/kg(キログラム)

放射性ヨウ素

放射性セシウム

国の指標(飲料水)

300Bq/kg(乳児は100bq/kg)

200bq/kg      

物質名

ヨウ素131

セシウム137

セシウム134

3月19日

0.62

不検出

不検出

3月20日

0.93

不検出

不検出

3月21日

2.00

不検出

不検出

3月22日

3.40

不検出

不検出

3月23日

9.20

不検出

不検出

3月24日

12.00

0.15

0.17

 ※前日にさいたま市内で採取した水道水を翌日検査しています。

 ※その他の放射性物質は検出されていません。  

 ※埼玉県の検査結果は、国の指標を下回っていますので、現時点では心配ありません。

◎ 放射性物質の値が高い場合の対応

     独立行政法人放射線医学総合研究所に確認したところ

  ・ミネラルウォータ-を利用する

  ・沸騰させ湯ざましを利用する。(完全に除去できるわけではない)

  ・活性炭入りの浄水器を利用する。(完全に除去できるわけではない)

  ※お風呂、手洗い、洗濯、歯みがき、食器洗いなど、飲む以外なら使っても大丈夫です。

※ 国の指標値は長期間飲んだ場合を考えて定めてあります。他に飲ませるものがなければ飲ませてもかまいません。放射能も不安ですが、水分を取らないと脳梗塞、心筋梗塞、エコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)などの危険性が高まります。乳幼児は脱水症状を起こしやすいので、水分補給が必要です。

  ※水道水に関するお問い合わせは、各保健所 または 生活衛生課水道担当 Tel:048-830-3615(a3600@pref.saitama.lg.jp)  

(2):降下物(ちり、雨水等) 

日付 

放射性ヨウ素(ヨウ素131)

放射性セシウム(セシウム137)

備考

24時間の降下量

(単位:MBq/km2)

人体被ばく量への換算

(単位:μSv/h)

24時間の降下量

(単位:MBq/km2)

人体被ばく量への換算

(単位:μSv/h)

3月19日

64

0.000

不検出

3月20日

66

0.000

不検出

3月21日

7,206

0.005

785

0.263

3月22日

22,159

0.014

1,560

0.523

3月23日

22,014

0.014

316

0.106

 ※毎日24時間採取装置により採取し、分析しています。

 ※測定値は風向きや降雨により変動することがあります。(降雨時は測定値が上昇する傾向にあります。)

 ※上記の降下物は、ごく微小で肉眼では確認できません。この時期、県内では花粉(黄色・茶色・緑など)が多く飛散しています。 

 ※「人体被ばく線量への換算」は、降下物が地表にたまることを想定し、半減期も踏まえた1年間の被ばく線量ということで計算していますので、空間放射線量の値よりも、高くなっています。

 ※「人体被ばく線量への換算」の根拠:独立行政法人放射線医学総合研究所への問い合せによる

 ※「人体被ばく線量への換算」の出典:「放射線の線源と影響 原子放射線の影響に関する国連科学委員会の総会に対する2000年報告書 附属書付(上)