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【スポーツ】選抜高校野球、黙とうで開幕 喪章つけ、入場行進行わず2011年3月23日 10時56分
東日本大震災で開催が危ぶまれた第83回選抜高校野球大会は23日、午前9時から兵庫県西宮市の甲子園球場で開会式を行い、被災地にある東北高(宮城)など32校が出場し、12日間にわたる大会が幕を開けた。 今大会は「がんばろう!日本」がスローガンで、冒頭に震災の犠牲者に黙とうがささげられた。運営を簡素化するため、開会式では入場行進を行わず、外野に整列した選手たちが左腕の袖に喪章をつけ、前回優勝の興南高(沖縄)、同準優勝の日大三高(東京)に続き、鹿児島実高、九州学院高(熊本)と南から北に1校ずつマウンド方向に前進した。いきものがかりの入場行進曲「ありがとう」は例年と異なり生演奏をしなかった。 興南高の外間正伍主将の優勝旗返還などの後、創部1年目で出場を決めた創志学園高(岡山)の野山慎介主将が「私たちは16年前、阪神淡路大震災の年に生まれました。私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです」と選手宣誓を行った。日本高野連の奥島孝康会長は「このような時こそ、選手たちの真剣でひたむきなプレーが、日本国民に一筋の光をもたらすことを願う」とあいさつした。 司会は佐藤友美さん(高知・土佐女高)と岡田紗英さん(千葉・小金高)が務め、谷口まりやさん(宮崎西高)が君が代を独唱。国旗、大会旗は半旗で掲げられた。開会式は例年より短い約40分で終了した。開幕試合では香川西高と日本文理高(新潟)が対戦した。 (共同)
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