きょうセパ理事会　セは開幕再延期など協議

　セ、パ両リーグは２４日、東京都内で緊急理事会を開く。最大の焦点はセ・リーグの試合日程だ。

　２９日を開幕日としたセ・リーグは、２２日に蓮舫節電担当相から当面の東日本でのナイター自粛などを申し入れられた。新（あたらし）純生リーグ理事長＝ヤクルト球団常務＝は「監督官庁の要望には従う」としており、４月５日以降の東京電力管内でのナイター実施の是非や、開幕再延期などを話し合うことになりそうだ。

　一方、パ・リーグはセの行方をまずは見守る方針。この日、東京・内幸町のコミッショナー事務局を訪れた井上智治パ・リーグ理事長＝楽天オーナー代行＝は「（２１日のリーグオーナー会議で）決めたことを２４日にいじることはない」と明言。セから内容を連絡してもらった上で、協議を行うという。

　この日は新、井上両理事長が２６日の１２球団オーナー会議への打ち合わせも実施。終了後、日程が大きなテーマになるかと尋ねられたセの新理事長は「メーンの議題はそこだから」と語った。　（川越亮太）