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原発の爆発当時の様子を証言

3月18日 19時30分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

福島県の福島第一原子力発電所の1号機で、今月12日、水素爆発が起きた際およそ3キロ北にある双葉町の病院で患者を避難させていた職員が、NHKの取材に当時の様子を証言しました。

避難指示の対象となった福島県双葉町にある双葉厚生病院では、今月12日、医師や職員らが寝たきりの患者などを避難させようとしていた午後3時半すぎ、福島第一原発の1号機で水素爆発があり、原子炉建屋は骨組みだけを残し、屋根と外壁が吹き飛びました。病院の薬剤師、杉内敏行さんは当時、屋外で避難の対応に当たっていた様子をカメラで撮影していました。杉内さんは「突然、大きな音とともに強い爆風を体に感じた。空から断熱材のようなものが降ってきて体についたとき、『ああ、これでもう終わりだ』と思ったが、患者を安全なところに避難させなければと急いで避難を続けた」と話していました。また、病院の建物の中で衝撃を感じたという看護部長の西山幸枝さんは「どーんとものすごい音がしました。地震とは違う音ですぐに原発だと思い、とても恐ろしかった」と話していました。双葉厚生病院では、職員など20人余りが放射性物質を洗い落とす「除染」が必要なレベルの被ばくをしていたことが確認されていますが、福島県では「いずれも健康に影響の出るレベルではなかった」としています。