東日本大震災を受け、総合格闘家・秋山成勲(35)が23日、都内のJR新宿駅前で、格闘家ら約40人と3時間半、被災地への募金を呼び掛けた。鈴木桂治は4月2‐3日の全日本体重別選手権(福岡)に向け、国士大で練習後、募金に参加。茨城・常総市の実家は屋根が壊れ、岩手・大船渡市では親類や友人が被災した。鈴木は「人ごとじゃない。『柔道で勇気づける』なんて言ってる段階ではない。募金など具体的な活動をしたいと思っていた時、秋山先輩に声をかけられて即答した」と経緯を説明。「大船渡では国士大の新入生の家が柔道着とともに流され、僕の道着を貸している。練習ができる当たり前のことのありがたさを感じる」と語った。
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