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石川のニュース 【3月24日03時33分更新】
北陸、七尾線で日中の普通列車4割減 工場被災で部品なく
運行本数を減らす列車の時間帯は午前9時から午後5時まで。北陸線は金沢―富山間が 30本中11本、富山―糸魚川間が24本中10本、七尾線は金沢―七尾間の17本中7 本を運休する予定。ダイヤの詳細は25日に公表する。特急列車は通常運行する。 調達できない部品はモーターを駆動させるのに必要な「直流電動機ブラシ」。製造して いる日立化成工業山崎事業所(茨城県日立市)が被災。最終加工する浪江日立化成工業( 福島県浪江町)は福島第1原発の避難区域内にあり、2工場とも操業再開のめどが立って いないという。 金沢支社の全車両440両のうち、413系、415系、475系の約110両が部品 不足の影響を受ける。 海外から部品を調達したり、ディーゼル車を導入するなど代替策を検討しているが、部 品調達にめどが立たない場合は運休を追加する。金沢支社の荻野浩平支社長は運休の追加 について、数週間をめどに検討するとし「朝夕のラッシュ時の電車が止まる可能性もある 」と述べた。
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