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茨城―仮入居受け付けなど ライフライン情報21日

2011年3月21日22時23分

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◆県の総合相談窓口

 平日午前9時〜午後5時は、029・301・4000。平日の午後5時〜翌朝9時と土日祝日は、029・301・5974(または5975)。

◆空港

 茨城空港のスカイマークは22日も通常運航予定。神戸便の臨時便(毎日2往復)は23日まで継続。アシアナ航空のソウル便は4月7日まで、春秋航空の上海便は3月30日まで運休する。

◆鹿行地域の22日の給水

 鹿嶋市の給水所は、市役所、鹿島アントラーズクラブハウス、高松まちづくりセンター、平井小学、平井中学、鉢形まちづくりセンターで、午前7時から午後9時まで。

 潮来市の給水は、日の出中、田の森浄水場、シルバー人材センターで、午前8時から午後6時まで行っている。

 神栖市の給水は、大野原、うずも、平泉の各コミュニティーセンター、若松公民館、波崎総合支所、矢田部公民館、掘割1丁目で、午前8時から日没まで。

 行方市は、麻生、北浦、玉造庁舎で、午前9時から日没まで給水する。

◆被曝検査を短縮

 福島第一原発周辺から県内へ避難してくる人たちなどのために県が実施している被曝検査について、19日から、受け付け終了時間を午後8時から午後6時に変更している。受け付け開始は午前9時で、場所は日立、水戸、土浦の3保健所。県保健予防課は「受ける際は、事前に保健所に電話で問い合わせを」。「福島第一原発から半径20キロ以上離れ避難指示の対象外の人や、福島県内ですでに検査を済ませた人は、被曝検査を受ける必要はない」

◆避難者の健康チェック

 水戸市は22日、福島県からの避難者の避難所になっている水戸市少年自然の家(水戸市全隈町)で、健康チェックをする。同市医師会と連携して、医師や保健師が健康状態を調べる。

◆水戸市で市営住宅仮入居受け付け

 全壊や火災で住宅を失った被災者のため、水戸市は市営住宅への仮入居の受付をしている。受付は市役所横の市民会館3階で午前8時半〜午後5時15分。自宅の被災状況がわかる写真(携帯電話でも可)も必要。市住宅課によると、今週中にも入居できるよう準備中という。問い合わせは市(029・224・1111)へ。

◆倒壊のおそれ住宅1152棟

 余震などによる建物の二次被害を防ぐため、応急危険度判定士が民間住宅の危険度を判定した結果、倒壊の恐れがあると判定された建物が1152棟に上ることが県土木部のまとめでわかった。

 県土木部によると、判定士が13〜20日の8日間で、北茨城や水戸など25市町の計1万3036棟の建物を調べ、倒壊や瓦の落下の恐れの有無などを判定した。

 約1割にあたる1152棟が「危険」と判定。余震で倒壊するなどの危険性があり、余震が続く間は使用は控えた方がいいという。「要注意」は3748棟。危険性がない「調査済」は8136棟だった。

◆原発周辺の患者を受け入れ

 県は21日、福島第一原発周辺の病院から患者22人を受け入れた。受け入れ先の調整や移送は県内の医療機関で組織する災害派遣医療チーム(DMAT)が担当。同日午後までに県内6病院に搬送された。

 受け入れたのは、福島県広野町の高野病院に入院していた61歳〜94歳の22人。病院は原発から半径20〜30キロ圏(屋内退避区域)にあり、福島のDMATが、県に受け入れを打診していた。

 この日は、受け入れ先の病院が所有するドクターカーなどが同県いわき市内の高校で、患者を引き継いだ。放射線検査の後、午後1時半過ぎに県内に向けて出発した。

 受け入れ先の一つ、県立中央病院(笠間市)には午後3時半に4人が到着。同行した関義元医師(36)によると、呼吸が十分にできない患者が1人おり、車中で酸素投与をしながら搬送したという。

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