原発がどんなものか知ってほしい
平井憲夫
私は原発反対運動家ではありません。二○年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。
- 私は原発反対運動家ではありません
- 「安全」は机上の話
- 素人が造る原発
- 名ばかりの検査・検査官
- いいかげんな原発の耐震設計
- 定期点検工事も素人が
- 放射能垂れ流しの海
- 内部被爆が一番怖い
- 普通の職場環境とは全く違う
- 「絶対安全」だと5時間の洗脳教育
- だれが助けるのか
- びっくりした美浜原発細管破断事故!
- もんじゅの大事故
- 日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?
- 日本には途中でやめる勇気がない
- 廃炉も解体も出来ない原発
- 「閉鎖」して、監視・管理
- どうしようもない放射性廃棄物
- 住民の被曝と恐ろしい差別
- 私、子供生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。
- 原発がある限り、安心できない
筆者「平井憲夫さん」について:
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。
e-kochi
原子力発電がなくても暮らせる社会をつくる国民会議
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