2011年1月31日 11時43分 更新:1月31日 12時41分
衆院予算委員会は31日午前、11年度予算案の基本的質疑を見送り、同日午後に全党が出席して実質審議入りすることで与野党が合意した。与党が28日、社民党を除く野党が欠席のまま提案理由説明を強行したことへの反発を受け、野田佳彦財務相が午後の予算委で提案理由の「補充説明」をすることで折り合った。与野党は、基本的質疑を2月2日までの3日間行うことでも基本合意した。
31日午前の与野党国対委員長会談で確認した。またこの会談で、社民党を除く野党6党は「政治とカネの疑惑は予算執行に関わる問題だ」として、民主党に対し小沢一郎元代表の証人喚問を早期に実施するよう文書で申し入れた。【横田愛】