国会:野党、予算委拒否の構え…31日に審議入り協議

2011年1月30日 21時14分 更新:1月30日 23時37分

 国会は31日から衆院予算委員会で11年度予算案の実質審議に入る見通しだ。与党は31日、2月1日の両日に菅直人首相が出席する基本的質疑を行う方針だが、自民など野党6党は、与党が28日の提案理由説明を強行したことに反発、審議に応じない構え。民主、自民、公明3党の国対委員長が31日朝、会談して打開策を協議するが、予算委冒頭から与野党が激しく対立する異例の展開になっている。

 自民党の逢沢一郎国対委員長は30日のフジテレビの番組で「日程を白紙に戻すべきだ」と求めた。公明党の漆原良夫国対委員長も「『熟議』と言いながら、壊すやり方は許せない」と批判した。

 与党が審議入りを急ぐのは、予算案が自然成立するには衆院を3月2日までに通過させなければならないため。

 とはいえ、予算関連法案の成立には野党の協力が不可欠で、民主党の安住淳国対委員長は同番組で、自民党が取り下げを検討している財政健全化責任法案について「11年度予算案とともに議論し、必要があれば成立に向けて努力する」と明言。子ども手当法案を巡っても「公明党から保育園が必要という指摘がある。予算の積み増しもある」と述べ、公明党の要望を入れた予算案修正に言及した。

 だが、漆原氏は「予算案に反対する以上は予算関連法案もなかなか賛成しづらい」と慎重姿勢を示した。国民新党の下地幹郎幹事長は「予算案を通さない首相はありえない。予算案が通らないで首相を続けるのは難しい」と語り、与党内からも批判が出た。【横田愛、念佛明奈】

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