2011年1月30日 2時28分 更新:1月30日 2時33分
【ドーハ江連能弘】サッカーのアジアカップは最終日の29日、当地のハリファ競技場で決勝を行い、日本がオーストラリアを1-0で破って2大会ぶり単独最多4回目の優勝を果たした。両チームともに無得点で迎えた延長の後半4分に途中出場の李忠成(広島)が決勝点を決めた。日本は13年にブラジルで開かれるコンフェデレーションズカップの出場権を獲得した。
日本のザッケローニ監督は就任後、初の公式大会で初タイトルを手にした。オーストラリアはオセアニアからアジア連盟に転籍後、2回目の出場で初の決勝進出を果たしたが、準々決勝でPK戦負けした4年前の前回大会に続き、2大会連続で日本に敗れる形になった。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本の29位に対し、オーストラリアは26位と接近していた。