もも子の背徳のよろめき
Once upon a time
ある処に、蛇蝎院もも子さんというとてもとても可愛い美少女が住んでいました。
第2011回国民的カワイイ少女グランプリ受賞や国民エエヨ賞受賞など、その美貌と名声を恣にしていました。
ところが残酷な時の流れは誰にも止めることは出来なかったのです。
そろそろお肌の曲がり角を迎えているもも子さんは夢よもう一度と願い、若返りの秘策を練る日々に明け暮れていました。
もも子さんは退廃的な精神修行こそが美肌の秘訣だと考え、寝ても覚めても若かりし頃の甘酸っぱい想い出に浸っていたのです。
もも子さんの鍛錬は夜を徹して行われ、恥ずかしいアノ声は木霊となり村中に響き渡ってしまいました。
「はい先生わかりましたわ、放課後7時に美術室で特別補習をして下さるんですのね。
一旦下校した後、入浴してから新しいセーラー服に着替えて美術室で待っていればいいんですのね。
もも子は待ち切れなくて、早く先生に会いたくて6時に学校に着いてしまいましたの。
他の教室はどこも真っ暗でとても寒いの。でも目の前に飾られたゴッホホホのひまわりがわたくしのハートに火を点けようとしてるの。
もうすぐ7時、早く早くいらして欲しいの。もも子の熱した身体をその逞しい両腕で荒々しく抱き締めて欲しいの。
アッ、先生・・・・・・・・でも、寒いのにどうして競泳用水着を御召になっていらしたのかしら。
はい、人物画の補習ですのね。エッ、わたくしがモデルになって先生がお描きになるんですの。
エエッ、服を着たままの人物画なんてどこの世界を探したらあるのかって仰るの・・・・・世間知らずなもも子をそんなに叱らないで、先生。
生まれたままの姿になれと仰るのね・・・・・・・・・・・・・・・・はい、なりましたわ先生。
エエエッ、新作のボディーペインティングですの。もも子には難しくて良く分かりませんわ。
まあ、いつの間にか先生も競泳用水着をお脱ぎになって、お筆がニョキッと露わに・・・・・。
アッ、くすぐったいわ先生ったら。アッアッアッ、そんなとこにお絵描きをなさるの。
エッ、そこはまだ、もも子はまだ・・・・駄目なの駄目よそんなとこにお筆でお絵描きなさったら。
アッアッアッ、もも子はもう我慢出来ないの、いっちゃういっちゃうの・・・・・アッアッアッアッアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァああ~~~~~ん・・・・・・・」
「こらっ、愚妹もも子、声がデカすぎるぞ。お主なあ、仮にも地獄女王ともあろう者がなんちゅう醜態晒しとるんじゃあ、オンドリャァァァァァ。」
「あら、お久しぶりですわね、お姐さま。補聴器の必要なお歳の方はメンテが大変ですわね、オホホホホホホホ。」
「ワシとお主は胤違いの双生児だから年齢は貴公と同じじゃろが。精神年齢が高いと補聴器が要るとでも言いてえのかよ。よう、ちょっと外までツラ貸せや。」
「きっとお姐さまはカルシウムが不足なさっているのですわ。あと脳みそも、ホホホホホ。」
「おうおうおう、愚妹もも子よう、此処で会ったが百年目。全国にてめえの少女時代の赤っ恥を曝して貰いてえのかよォォォォ。」
「フンッ、戯けめ。其の方、返り討ちを覚悟しておくことじゃ。わらわに楯突いて五体満足で帰れた者など只の一人も居らんのじゃ。オホホホホ。」
「あのぉ、もすもすぅぅ。兄弟喧嘩はあんまし良くないと思いますだすぅ。何か悩み事でもお有りでしたらワダスが聞いてやるだすぅ。」
「おいっ、お主はどこの馬の骨だよっ。」
「もうす遅れました。ワダスはこの村の助役をやってる甚平鮫ゴンザレスだすぅ。
ところでさあ君たち、さっきから聞いてりゃあだねえ、何ですか君たちの言葉遣いは。
まったくいい若いもんが夜中にブラブラ外で遊んで、良からぬ妄想をしたり恐喝したりしてさあ。
だからこの村は何時まで経っても優良市町村に選ばれないんだよ。ワダスの言ってる意味わかんの君たち。
君たちみたいなふしだらな女が多いから治安が悪化するってゆうとんのぉ。
そっちのケバい女はどっかで見たと思ったら、通販でコッソリ買った裏AV嬢だったって思い出したのぉ。
もう一人のケバケバしい奴は、この間呼んだデリヘル嬢そっくりだって分かったんだっつうのぉ。
あんねえ、ワダスは次期村長候補であるし、偉い上院議員さんの先生方もいっぱい知ってるんだっつうのぉ。
君たちも他人には知られたくない秘密があんだろ、ん、ん、ワダスの言う事を聞きさえすりゃあ親にもバレずに済むんだよ、ん、ん、ん。
子供じゃあないんだから意味は分かってんだろうね、ん、ん、ん、ん、ん。」
「愚妹もも子よ、こいつはもしかしてウフフフ星人なのかい。」
「さあ、わたくしも存じ上げませんわ。スパイは拷問に掛ければ吐くんじゃありませんの、オホホホホ。」
「ワシはついこの間、ネット通販で拷問プレイ7点セットを買ったばかりなのじゃがな。こいつに心電図を取り付けて限界を試してみるわ。」
「君たちは何の話をしてるの。そんでもってワダスに手錠するとかってさあ。怖い怖い駐在さん呼んじゃってもいいのかっつうのぉ。」
「あら、お姐さま。この拷問プレイ7点セットの注意書きにはカワイイコギャル専用と書いてありますわよ。
こんなソフトなアイテムじゃこの唐変木には効き目がないんじゃありませんこと。」
「おうおうおう、愚妹もも子よう。ワシの趣味趣向に口出しすんじゃあねえよ。文句あんなら貴公のコレクション見せてみいや。」
「わらわの秘蔵品は変態プレイ用じゃありませんの。処刑用なのでコロッと氏んでしまいますのよ。」
「君たちって一体何なのぉぉ。変態プレイだったらウチの娘が大好きだからさあ、ピンチヒッター出してもいいかなあ。一生のお願いだから、ねっ、ねっ、ねっ。」
「お主の娘じゃ分からんじゃろうが。先にスリーサイズを言わんかい。」
「上から96・58・93の女子大生だから。でね、フグの喰いすぎでポックリ逝った女房にそっくりでいい女なのぉ。」
「ジュルジュルジュル、貴公の話に嘘偽りはないと誓うな。ワシを甘く見ると痛い目に遇うぞ。」
「あら、お姐さま生来の百合の本性が出ましたわね。横取りされない様お気を付け遊ばせ、ホホホホ。」
「よおし、30分以内に娘を連れて来なかった場合、お主は打ち首獄門に処されると肝に銘じるのじゃ。」
何と、新百合ガオ~な変態邪教院たか子さんは助役のおっさんと裏取引を結んでしまいました。
たか子さんは変態プレイセットを念入りにメンテナンスし、もう一方の変態もも子さんはハイビジョンムービーを何台も用意して撮影の準備に大忙しです。
そして約束の時間ギリギリに、助役のおっさんは自分の娘を連れて来たのです。
変態プレイと裏AV撮影のこの間、助役のおっさんは江戸所払いの刑を言い渡されました。
果して二人の悪魔的姉妹の姦計により、体だけ大人に育ってしまった幼気な女の子の運命は、奈落の底へ突き落とされてしまうのでしょうか。
しかし、変態オホホホ星人はたか子さんもも子さん姉妹だけではなかったのです。
「ようよう、ねえちゃんよう、中々いいケツしてんじゃあねえかよ。このワシが各パーツをじっくりと吟味してやっからよう。」
「さあ、お姐さま。じらしてないでさっさと本番に入るのです。ほれ、基本アイテムの鞭とローソクと猿ぐつわを用意しましたわ、オホホホホ。」
すると、そこへ突如として激しい稲光と共に、悪を憎む正義の使者が颯爽と登場したのです・・・・・・・・・・
「わっわっわっワシが閻魔大王様なんだおォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ。」
「もう一度氏ねよバカタレ。」
「義を見てせざるは勇無きなりぃ。娘さんもう安心じゃ、拙僧が参上したからには大船に乗ったつもりでいなされ。」
「貴公はまた一品料理で出したくて、若い娘の新鮮な舌を狙って居るんじゃろが、因業寺。」
「因業寺殿、其の方、撮影中斯様に無粋な真似をするとは言語道断。わらわは民事訴訟の手続きを執って法廷で争う覚悟ですぞえ。」
「あのねえ邪教院、蛇蝎院。チミたちは拙僧が元々正義の使者だって知ってるでしょ。」
「知らねえなあ、どこのバカが決めたんだよ。」
「人は焼き鳥のみにて生きるものに非ず、ですわよ。ホホホホ。」
「ではねえ各々方、三方一両損でこの娘は拙僧が預ることに決まりじゃな。」
「こらっ、因業寺、てめえ何を訳の分からんこと抜かして居るんじゃ。」
「拙僧がこの娘を預れば維持費が嵩むでしょ。で、ボクもチミたちも損するからこれにて一件落着ゥゥゥ。」
「焼き鳥チェーンは全部潰して、サラ金チェーンでもお始めになれば大儲け出来るんじゃありませんの、因業寺殿、オホホホホホ。」
「あのね、蛇蝎院、拙僧は世のため人のために生きてるの。その対価としての利潤を少し頂いて居るだけなのじゃわ。」
「お主はいつからインチキ教祖様になったんだよ。貴公の会社がインサイダー取引の疑いありってえ噂は本当だったのかよ。」
「ちょっと待ってね、タン塩が焦げてる匂いがするから。ではまたいずれ、シュバッッッ。」
「フンッ、因業寺閻魔め、地獄の沙汰は金次第であろうが、オホホホホホホ。」
「あれえ愚妹もも子、あの娘はどこ行ったんだよ。」
「因業寺が攫って行ったのではございませんか。」
「いんやあ、そうじゃあねえみたいだけどな。逃げたんかい・・・・・残念無念。」
「あら、せっかくの獲物が逃げてしまっては裏AV制作も台無しですわね。」
「余はお前らの秘密を知っておるぞぉ。活動的なバカより恐ろしいものはない by ゲーテ」
「あら、独尊寺のクソお坊ちゃま。オシメは取り替えていらしたのかしら、ホホホホホ。」
「こらっ、クソボンズ。変態プレイの仕方を教えて欲しいのかよ。」
「あの娘を御鬼ノ女霊子の家臣が連れ出す所を、余ははっきりと見たぞよぉぉ。」
「ぬわにいィィィィ、御鬼ノ女がだとおォォォォォォォォォォォ。戦じゃあ、者ども兵を挙げいっ。」
「何ていう小生意気な小娘なんですの。わらわが軍勢も対御鬼ノ女家全面戦争に参加致しますわ。」
果して唯我くんの話した娘略奪事件とは真実だったのでしょうか。
性格も頭も悪いたか子さんもも子さん姉妹は怒り捲り、既に臨戦態勢を整えつつありました。
しかし、その陰で強かにブヒブヒと笑う声など、愚かな姉妹には全く知る由も無かったのです。
to be continued.
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