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【芸能・社会】

震災後初 映画公開初日イベント 瀬戸、桜庭らが募金活動も

2011年3月20日 紙面から

舞台あいさつで被災者にエールを送った(左から)IMALU、桜庭ななみ、瀬戸康史、桐谷美玲、田中圭=東京・新宿ピカデリーで

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 映画「ランウェイ☆ビート」が19日公開され、瀬戸康史(22)、桜庭ななみ(18)、桐谷美玲(21)、IMALU(21)ら出演者が、東京・新宿ピカデリーで舞台あいさつに立った。東日本大震災の発生以降、映画の公開初日イベントが行われるのは初めて。出演者らは被災地へメッセージを送るとともに、瀬戸と桜庭が募金箱を抱え、観客から被災者への義援金を募った。

 ファッションがテーマの映画ゆえ、公開イベントでは、男性キャストはスカート姿、女性キャストはチェック柄を織り込んで…などの演出も考えられていたが、震災が発生したため、瀬戸らはいずれもシンプルなスタイルで登場した。

 瀬戸は震災に触れて、「今もなお大変な思いをされている方がたくさんいます。僕たちにできることは少ないけど、作品を通して元気やパワーを与えたい」とし、「上を向いてみんなで支え合って進んでほしい」と被災者に呼びかけた。

 他の出演者からも「この映画を見て1人でも多くの方が笑顔になったり、元気になってくれたらうれしい」(桜庭)、「こんなときだからこそ映画を通じて東北の皆さんにパワーを送れたら」(IMALU)と、被災者へのエールが相次いだ。

 最後に瀬戸は「本作品でもできることはないかとみんなで考え、トートバッグ(5000個)とTシャツ(300枚)を物資として寄付することにしました」と表明。続いて、桜庭とともに募金箱を持ち、観客200人超が退出する際、協力を求めていた。

 同作は当初、全国151スクリーンでの公開予定だったが、震災の影響で116スクリーンに縮小。配給元の松竹系では、まだ約10カ所の劇場が休館中という。新宿ピカデリーも節電のため、大型モニターや照明を一部落として営業している。

 出演者らは同劇場での2回の舞台あいさつに加え、この日営業を再開したムービックス亀有(東京都葛飾区)でも舞台あいさつに出席した。

 

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