沖縄国際映画祭でも「頑張ろう東北」

　吉本興業が主催する「第３回沖縄国際映画祭」が２２日、主会場の沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで本開幕した。東日本大震災を受け、レッドカーペットを歩いた映画監督やタレントら約２２０人の多くが「私たちにも、できることがきっとある。」と書かれたＴシャツを着用。オープニングセレモニーでは被災者に１分間の黙とうをささげるなど、被災地に配慮した式典となった。

　同セレモニーで司会を務めた今田耕司（４５）もＴシャツに袖を通しした一人。レッドカーペットの両脇に集まるファンに「チャリティーだよ。頑張ろう東北だね」と話しかけて握手した。

　映画祭は当初のテーマ「Ｌａｕｇｈ＆Ｐｅａｃｅ（ラフ・アンド・ピース）」に、「Ｙｅｌｌ（エール）」の文字を追加して開催。７０作品以上を上映し、最高賞の「海人賞（うみんちゅしょう）グランプリ」を決める。