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アイルランドのU2や米国のボン・ジョヴィら、世界の人気アーティストが集結し、東日本大震災の被災者を支援するチャリティー・アルバムの製作が22日、明らかになった。今週にもユニバーサル・ミュージックからネット配信され、収益は日本赤十字社に寄付される。
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震災や津波の被害に苦しむ人たちの力になろう‐。世界のスーパースターたちが、歌の力を集結させる。ネット配信のデジタル盤のみの製作となる同アルバムは、各アーティストが自身のヒット曲を持ち寄るコンピレーション形式で構成される。
参加アーティストは超がつく豪華さ。U2はこれまでアルバム総売り上げ1億7000万枚を誇り、グラミー賞を22獲得している。アフリカ救済を訴えた1984年のバンドエイドから、チャリティーや社会貢献に取り組み、今回のプロジェクトにもいち早く参加を表明した。
米モンスターバンドのボン・ジョヴィは、洋楽歌手最多となる5枚のアルバム1位を記録し、20年以上にわたって日本ツアーを行う親日派。本国でのブレーク以前から支持してくれた第2の故郷のために立ち上がった。
さらに、カナダのティーンアイドル、ジャスティン・ビーバー(17)、米女性黒人歌手リアーナ(23)らも参加予定。一部では既に収益を寄付するリストバンドを製作・販売している米女性歌手レディー・ガガ(24)も加わると報じられ、多くの話題と義援金が集まりそうだ。
(デイリースポーツ提供)
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