2011年 3月 22日 県営住宅に被災者が入居 △▼ 東日本大震災の被災者受け入れが本格化するなか赤磐市の山陽団地には福島県からの被災者が入居しました。福島県いわき市の自営業、平野伸一さんは、２２日妹の伊藤陽子さんと母・平野サト子さんの３人で、赤磐市の県営住宅に入居しました。平野さんは、いわき市で釣具店を経営していましたが、津波の被害で店は全壊しました。津波の被害を免れた近くに住む妹の家に避難したものの、福島第一原発の事故や高齢の母親のことを心配し、知り合いを頼って岡山への移住を決心したということです。平野さんたちは、原発の状況が落ち着くまで岡山で生活する予定だということです。岡山県の県営住宅での被災者の受け入れは、今回で３世帯８人目です。 初ダイで被災者支援 ▲▼ 瀬戸内に春を告げる初ダイの競りが三豊市で行われ、ご祝儀相場の３０万円で競り落とされました。今年の初ダイは重さ３．６キロ、体長は７１センチあります。２０日、三豊市沖で定置網にかかったもので、２２日に競りにかけられました。仁尾町漁協ではその年に初めて獲れた重さ３キロ以上の真ダイを初物としていて縁起物で脂が乗り美味しいことから毎年高値で競り落とされます。今年は漁業関係者からの声を受けて売り上げを義援金として被災地に送ることになり、多度津町のスーパーが例年の倍近い３０万円で競り落としました。仁尾町漁協ではこの他募金活動も行っていて、被災した東北の漁業関係者などへ送りたいとしています。 岡山県人事異動 ▲▼ 岡山県は来月１日に発令される部長・次長級３２人の人事異動を発表しました。主な異動では、総合政策局長に三宅昇産業労働部長、総務部長には、総務省から大臣官房政策評価広報課企画官の笠置隆範さんが出向します。また、県民生活部長に浅野嘉彦東京事務所長、産業労働部長に難波一也産業労働部審議監、環境文化部長に高橋邦彰環境文化部次長、議会事務局長に山田賢一総務部次長などとなっています。今回の人事異動では、政策立案能力の強化を図るため新たに総合政策局に政策企画監を配置したほか地域公共交通の維持・確保を進めるため県民生活部に地域活性化推進監を配置しました。異動の発令は来月１日です。 ニューピオーネ初入荷 ▲▽ 岡山特産の種なしブドウ、ニューピオーネが岡山市のデパートに初入荷しました。岡山市の天満屋岡山店に初入荷したのは去年１１月から総社市のビニールハウスで加温栽培されたニューピオーネ２４キロで、一房３１５０円から５２５０円で販売されています。訪れた買い物客はブドウの甘い香りに誘われて、早速、味を確かめていました。ＪＡ全農おかやまによりますと先月から日照時間が長かったことから、色つやも良く糖度の高い甘いブドウに仕上がったということです。岡山県産のニューピオーネは９月に露地ものが出荷され、１１月上旬まで市場に出回ります。