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'11/3/12

呉海保の巡視船みささ解役

 呉海上保安部の巡視船みささ(320トン)の解役式が11日、呉市宝町の同海保桟橋であり、乗組員たちが34年間の活躍に感謝した。

 みささは1977年、福岡海保(福岡市)で就役。2000年から呉海保の配属となった。玄界灘や瀬戸内海で計約350人の人命救助に関わるなど第一線で働いてきた。

 式には約40人が出席。呉海保の前田基幸部長(57)が「過酷な業務に、老骨にむち打って応えてくれた」と感謝の言葉を述べた。

 続いて乗組員約30人の解散式があり、野間清隆船長(47)が甲板に日本酒を掛けた。野間船長は「最後までよくやってくれた」と感慨深げに話していた。

 呉海保には、4月中に新しい巡視船が就役する予定という。

【写真説明】みささの甲板に日本酒を掛ける野間船長(左から2人目)



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