広島市中心部の道路で車両の通行を規制し、歩行者天国にする「まちなかホコテン」が12日、中区の並木通りなどであった。一帯ではファッションショーや路上ライブが開かれ、家族連れやカップルが楽しんだ。

　正午から並木通りと中の棚地区の市道が歩行者専用に。並木通りでは専門学校生やデザイナーの作品を紹介するファッションショーがあった。学生や市民がモデルとなり鮮やかな衣装で練り歩いた。

　袋町公園ではＢ級グルメなどの出店が並び、広島風お好み焼きをイメージした「うらバーガー」が人気を集めた。

　市や商店街などでつくる実行委がにぎわいづくりの社会実験として、昨年に続き企画した。

【写真説明】歩行者専用になった並木通りを舞台に繰り広げられたファッションショー