'11/3/14
中国地方の交通 ほぼ平常に
東日本大震災の影響でダイヤの乱れなどが続いていた中国地方の交通機関は13日、一部の空の便を除き、ほぼ平常通りに戻った。
JR西日本によると、山陽新幹線は始発から平常ダイヤで運行した。11日の地震発生後、足止めされた人の発着や家族の出迎えで混み合った広島駅(広島市南区)の新幹線ホームもこの日、目立った混雑などはなかったという。
空の便も、機体繰りがつかなくなっていた羽田便が正常化。これに伴い山口宇部(宇部市)、岡山(岡山市)、出雲(島根県斐川町)の各空港は2日ぶりに平常の運航に戻った。広島空港(三原市)の欠航便は12日の計9便から、仙台、成田発着の計6便に減った。
広島港(広島市南区)発着のフェリーや、東京・横浜方面への高速バスは平常通りだった。