'11/3/13
自民県連、松井氏推薦申請へ
4月10日投開票の広島市長選で、自民党広島県連の岸田文雄会長は12日、立候補を予定する元厚生労働省官僚の松井一実氏(58)の推薦を、党本部に申請する意向を示した。
党県連はこれまで、擁立を主導した松井氏の支援について党の枠組みにこだわらない態勢づくりを目指すとしてきた。安佐南区での会合で推薦方針を明らかにした岸田氏は終了後、「推薦することで勝つための心意気を示したい。今後も他の政党や市民の幅広い支援を求めていく」としている。
市長選には、松井氏を含め新人8人が立候補を表明。元市議の大原邦夫氏(61)、市民団体代表の呉羽山人氏(60)、市議の桑田恭子氏(49)、建築コンサルタントの田中正之氏(51)、前副市長の豊田麻子氏(44)、会社員の前島修氏(37)、共産党県常任委員の大西理氏(45)が立つ予定でいる。(広島市長選取材班)