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所詮他人事 2011-03-21

私はメッタヤタラなことでは人のブログにコメントしたりすることは無いのだが(多分過去に一度だけ、炭屋本舗のトコさんのところにイキナリ不躾に書き込んだことがある。ファンだから。言っちゃった)、今回の震災ではあまりに様々な情報が乱れ飛んだために、被災地の実情が却って正確に伝わり難いような状況があって、そうした中で「これはちょっと違うな」と感じられるようなある記事にコメントすることがあった。具体的に言うと、
福島第一原子力発電所周辺の皆様 原発からできるだけ遠くに離れてください。
といった内容の記事であったわけなのだけれども、理由を説明をするとまたえらく長くなってしまうので端折るが、まあ要するに、今は「逃げろ」と言う前に、先ずは彼等に物資を届けてくださいと、凡そこういうお願いをしたわけである。

そうしたところが、どうもこちらの思いが中々上手く当のブロガーの方に伝わらなかったらしく、私の言葉に傷ついたらしい旨と、「ブログを止めようかと考えている」などという記事が続き、「いや、こちらが伝えたいのはそういうことではなかったのですよ」と、もう少し突っ込んだ内容で謝罪と共に再コメントしたわけだけれども、何処かの誰かがそれに続けて「止めるんだったら勝手に止めれば?」みたいなコメントをしたものだから、もう一体どうしたものやら。

で、そのブロガーの方がこれを読まれるかどうか判らないけれども、ここで改めて強く言わせてもらうと、私自身はその方を批判する気も無ければ、増してや傷つける気など少しも無かった。私の意見は私一個人のものであって、それを過剰に意識して自らの意見の発信を止める必要などまるで無い。だから願わくば、ブログは止めないでいただきたい。まあこういうことは向こうに直接書いた方が良いのかも知れないけれども。

今や多分、アクセス数を考えると少しは存在するらしい私の読者の方ならご承知のこととは思うのだけれども、私は基本的にこのブログを誰かのために書いてはいないのだ。多少は読者を意識するけれども、要は単なる個人の日記であって、何の説明も無くまつぜんがどうしたとか、ぬまさんがどうしたとか、読者にはサッパリだろうし、そもそもどうでもいい話。誰かのためとか、世のため人のためとか、そういうのはおこがましい。また、申し訳ないけれども、楽しいことばかり書いてもいない。寧ろどちらかと言えば、腹の立ったことばかり書いている。そうした中で、願わくば読んだ人が不快な思いをしなければ良いのだけれども、こればっかりは判らないでしょう。明らかなデマであるとか、意図的に人を不快にさせるような内容でなければ、基本的に何を書いても問題は無いと私は思います。

そんなことを書きながら、ちょっと自分の書いたものを読み返してみると、結構ひどいことを書いてて。特にまつぜんに関しては、我ながら酷すぎるな!何故かまつぜんだけ呼び捨てだし。枕詞も、「カッコつけ野郎」だの「バガヤロ」だの「ビビリ野郎」だの「根性無し」だの「メルヒェンおやぢ」だの、もう言いたい放題。まつぜんさん、今まで本当にすみません。でもこれからも、言っちゃうと思います、多分。でも悪気は無いんだ。



追記
今、件のブロガーの方の私への再反論記事を読んだのだけれども、解り合うのは無理っぽい。残念なことだけれども。曲解に次ぐ曲解。何でそこまで言葉の意味をねじ曲げて受け取るわけ?「ブログを不定期更新にするからと謝っているのに大くまねこが許してくれない」なんて言ってるけど、全く意味が解らない。許すも許さないも有り得ないでしょう、そもそも私には何の権限も無いのだから。ブログを止めなさいなんてことは一言も言ってないんだから。私を東電側の人間と疑ってるみたい。相変わらず結局、物資を届けるよりも先に「さっさと逃げろ」って言ってる。「物資を届けるドライバーの被ばくが心配」みたいなことも。「もしも『ガソリンを届けて』と言って、それでドライバーが被ばくして筋違いの抗議を受けたらどうする?」って、そんなことは、せめて抗議を受けてから言って欲しいもんだけれども、だ・か・ら、少なくとも今はその心配はありませんから。こんなこと、どれだけ言ったって信用してはもらえないんだろうけれども。でも今、本当に困っている人たちがそこで待ってるんですって!!!敢えて言いますよ、たとえ今の100倍の放射能を浴びたって、将来の発がんリスクはたかだか0.5%上がるだけですから!50%が50.5%になるだけですから!タバコを吸うより遥かに安全ですから!「そんな国や学者の話なんか信用できない」って、じゃあ一体何を信用すればいいんですか?あなたの直感力ですか?あなたはこれから何が起こるか知っているんですか?だったら教えて下さい。原子炉が爆発して、現場で戦っている人たちとあなたの忠告に耳を傾けなかった不届き者は死んでしまうんですか?あなたは、「今、これだけの人が福島から逃げ出している」と殊更に危険を強調しますが、逆に県外から炊き出しや災害ボランティアで福島を訪れている人たちだって沢山居ます。彼等は愚か者ですか?もうカキコミお断りらしいので、こっちに書くけれども、本当に教えて欲しい、一体原発からどの範囲の人間が、どこまで逃げりゃいいんでしょうか?チェルノブイリじゃ風向きによって500キロ位まで放射能の強い影響が出ているでしょう。風の向きをコントロールなんか、できますか?福島第一原発から500キロとなれば、政府も省庁もみんな移転しなきゃならないんじゃないですか?(仮に500キロとすれば、北は函館から南は大阪あたりまでみんな圏内です。もちろんこれは、不安を煽る意図は一切ありませんし、私はそんな事にはならないと信じています)あなたは他人には「(故郷を捨てて)さっさと逃げろ」と仰って、一方で自分のところは安全「大阪は、被災地の方々には申し訳ないほど、生活はいつも通り」だそうですね。誠に喜ばしい限りです)と思っておられるようですが、その根拠はありますか?ああ、根拠を聞いちゃいけないんだっけ。そういうのは御用学者の詭弁でしたか。きっと510キロ離れているから大丈夫なんでしょう。私が自分のブログのURLを記入しなかったのは、宣伝みたいな真似をしたくなかったからです。批判を恐れているわけでも、尊大な態度を取るつもりも全く無いです。まあいいや、考え方は人それぞれだ。しかし・・・「被災地の方々にとって楽しく元気が出る記事を書く」、ですか。異常なくらい、ズレてますね。ちょっと頭痛がしてきました。放射能の影響でしょうか。やっぱり私が間違ってるのかな。

追記2
3月21日、福島市で行われた講演会の録音です。某ブロガー氏によると、真っ先に逃げ出したはずの御用学者氏が、命懸けでわざわざ福島市のみならず、原発に近い(一部屋内退避区域と指定され、現在物資が届かず、陸の孤島と化している)いわき市にまで乗り込んで行われた決死の講演会(だって例えばあなたに、「原発から30キロのいわき市に、二日間何も食べてない人たちがいるから、おにぎりを届けて来て」とお願いしたって、届けてはくれませんよね?私はずっとそういう事を訴えてきたけれども、あなたの意見は違いましたもんね)ですから、たとえ御用学者の話といえども、一聴の価値はあるかと思います。個人の何かの権限で避難命令?避難勧告?を発令された某ブロガー氏は、当然この程度の知識はおありでしょうが。福島が安全なんて、ウソ、デタラメなんでしょ?避難指示を発令しましたもんね。
福島第一原子力発電所周辺の皆様 原発からできるだけ遠くに離れてください。
って。「ガソリンを届けに行ったら、ドライバーが被ばくする」んでしょ?この教授ときたらケシカランことに「そんなことない」って言ってますけど。どこがデタラメなのか、是非教えて下さい。

長崎大学大学院 山下教授、高村教授
3月21日「放射線と私たちの健康との関係」講演会パート1

3月21日「放射線と私たちの健康との関係」講演会パート2


まあ、こうやっていくら本当に重要なことを貼り付けたって、聞く前から「ウソだ」と決めつけて、結局聞きゃあしないんだ。そのくせ福島はもう汚染されているみたいな根拠のないデマばっかり広めて。「国、電力会社、専門家は 大丈夫を繰り返していますが、信用なりません」って、じゃああなたを信じれば間違いないのか?何故そこまで自信満々に言い切れるのだろう。私には全く理解出来ない。地震、津波、原発ときて、最後に恐いのはやっぱり人間っていう四重苦。元気をもらうどころか、被災者はもう心が折れそうです。
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