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福島双葉病院の驚愕実態 患者残して医者が逃げた!

【政治・経済】

2011年3月19日 掲載

入院患者をカネを稼ぐためのモノ扱い

「彼らは病院に殺されたのも同然ではないか」
 福島原発から近距離にある双葉病院の入院者146人が取り残され、そのうちの21人が死亡したことで、退避住民からこんな声が噴出している。
 福島県によると、自衛隊が自力で避難できない146人の救出に当たったのは、14日から15日にかけての3回。1度目の救出時、病院にとどまっていた職員は院長を含め、わずか3人。2度目の救出時には、「自衛隊を迎えに行っていた」と主張する院長を除き、職員全員が入院者を見捨て、逃げ出していたのだ。
「しかも、必ずしなければならない医療的な引き継ぎをせず、患者に付き添う医師、看護師も一人としていなかった。院長や副院長に至っては、自宅に戻っています。退避先で懸命の医療活動を続けている医師も、『助けようにも、名前や病名さえ分からず、対処のしようがない』とお手上げ状態でした」(現地の記者)
 双葉病院は単科の精神科病院。地元の医療関係者によると、その実態は劣悪そのものだという。
「さすがに暴力行為はないが、入院者約340人のうちの半数、開放病棟にいる患者のほとんどが、入院の必要のない人たちばかり。30年、40年と長期入院中の者ばかりだが、これはこの病院が経営維持のため彼らを“固定資産化”してきたからだ。しかも、閉鎖病棟だけでなく、開放病棟まで鍵によって終日管理し、入院者を外に出さない。拘禁態勢を敷くことで、人件費を浮かせていたとしか考えられない」
 特に閉鎖老人病棟の入院者は、寝かされたままなので、みんな体力的に衰弱していたという。とんでもない病院があったものだ。
~2011年3月19日以前の記事~

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