緊急ページ  地震などの災害対策への応用(V1.06)

もう誰でも疑いようもない程、大震災が目前に迫っている感じがひしと押し寄せています。

震災の周期的発生を考慮しても日本列島のいつでもどこでも発生する可能性があります。大都会での震災の発生は人災が伴いやすいので被害は一層激しいものになります。私個人と少しでもご縁のある皆様に、災害時のEM活用法を提案してみたいと思います。

行政の手を借りることなく、個人のなしえる範囲内ですので、最低限の僅かな資金、資材を前提にしています。また、EMの利用法に関してはEM関連機関による公式のものではなく、私の実験を参照としてのことですから、自己責任で行ってください。

以下の記述にはEM研究機構掲示板に投稿した文章を手直しした部分が含まれています。

● 被災、被害の予防効果

0、EM無浴法

無浴法についてはそのまま被災時の衛生管理法に移行します。このサイトの全部が被災時に役に立つようになっています。車内で寝泊まりする場合、EMを吸い込ませたタオルで体を摩擦してください。血行が良くなります。皮膚が清潔になります。紫外線や、放射線、電磁波などをカットするだけの力が期待できます。(量として無理であっても他に手段がなければ重ねて塗ることにより効果を少しでも上げてください。あなたご自身のためです。)

1,怪我、傷の応急的消毒

周囲に医療救急医療施設や消毒用医薬品が見あたらない場合、EM1(Ph3.5以下)原液の傷口への噴霧や塗布が有効です。止血と共に何度も行ってください。特に、泥や汚水などが付着した場合、十分な洗浄水がない場合、真っ先にEM1での高い酸性度による洗浄と消毒効果が有効です。院内感染防止用の消毒資材として使われている程ですから効果はあります。しかも痛みに対してかなり劇的に効く場合もあります。もちろん全ての痛みに有効というわけではありません。また稀釈したEM1には傷の消毒効果は認められないようです。

2,死臭などの臭気を消す。

累々たる屍の中で寝起きすることになった場合、EM1や活性液、発酵液などを散布しますと腐臭は三分の一になることが昨年暮れのスマトラ沖大地震で実証されています。(EM研究機構資料参照のこと) 死臭も消すほどですから、排泄物やその他悪臭源からの悪臭を断つことが出来ます。

3,感染症などを予防する

EM無浴法を実行していれば震災時であろうと、皮膚にはEMの防護膜が出来ますから様々な有毒物質や、病原菌から保護されるはずです。そのためには、比嘉教授が常に述べておられるとおりEM菌群を絶やさないこと、塗布、スプレーを絶やさないことです。手を洗うにも、石鹸を使った後必ずEMを塗布すること。

それには、シャンプーの容器などに
10倍活性液(EM1・1L+糖蜜1L+水8L)×相当倍稀釈

がお勧めです。活性液の効果はEM1の半分というデータがあるようですが、10倍液は酸度が高くなりますので変質しにくく、保存がききます。当家ではこれで常に手を洗い、うがいもし、洗髪などにも用いています。

手を石鹸で強く洗う場合、汚れは落ちますが常在菌も流れ、誰もいない家に泥棒が押し入るように、病原菌を含む菌類が繁茂します。ならば、石鹸で洗った後でもEMを加え残った常在菌をより強化することによって、清潔さを維持できるのではなかろうかと、考えられます。そしてやがて石鹸不要となることは必然です。

4,簡易局部洗浄器

スプレーヤー入り米糠発酵液原液』はトイレットペーパーの使用を極限まで減らします。たとえ紙が入手できなくても用を清潔に済ますことが出来ます。最初は少しコツが要りますが、霧にならないように噴射しますと局部の汚物を飛ばすことが出来ます。もちろん水で行ってもいいのです。最後に濡れティッシュのように紙にEMを噴霧してぬぐい取るのがい一番清潔です。EMを皮膚から絶やさないことです。

身体のどの部分、どんな局面でもワンタッチで使え、保存性も高く、持ち運びも簡単、うまく使うと清潔なだけでなく多量のトイレットペーパーが要らなくなります。無責任に使われた簡易トイレ(汚物が飛び散った場所)でもこれでスプレーすれば臭いは即座に消え、使用の不快感・ストレスは半減します。

ところで化学薬品で強力な消毒を施すほど、しばらくすると傷口や物体の表面が無菌状態、無防備状態になり、すぐに別の微生物群に占領されます。それらの微生物はたいてい消毒以前に攻略を試みて失敗した有害菌です。消毒によって有益な常在菌が一度に死滅したために周辺にいた有害菌が勝利を収めるわけです。このような消毒は、生毒です。EMによるによる消毒は非常時でありながら、安全にして長時間有効です。

5,防災食としてのボカシ

災害復旧も同じです。消毒剤は一層病原菌を強化し、被災地に破滅的です。必要なのは、常在菌をリードする有用微生物群です。防災用にも、EM1原液1本、糖蜜1L、10倍活性液を10L、米糠だけのボカシ5kg〜10kg程保存されていると心強いでしょう。ボカシは粉末EMだと考えてください。研ぎ出して、発酵液の代用にも出来ますし、ご飯にかけて食べることも出来ます。消化器を放射線から守ることが期待されます。(食べられる上質の米糠で作りましょう。)更に、いよいよ水が無くなれば、EMドライバスがボカシで出来るのです。

6,自宅避難時のお手洗い

 被災時のお手洗いの件ですが、この中越地震から認められた敷地内避難が可能な状況であれば(震災時の話です)、庭に穴を掘って使用の都度、土とEMをかけていく方法は、清潔で理想的だと思います。土壌がもっとも分解力が強いからです。そのために、かねてより敷地にEM稀釈液を撒いておかれると、驚くほど早く分解されます。

その広さがなく、しかも合併浄化槽が無事な場合、EMを入れて第1槽を直接便壺とし、汚水もここに流し、EM拡大培養の餌に利用します。排泄物はEMによって形はなくなり液肥に代わります。臭いは全くありません。これを何に使うかはその時の状況によります。もちろん肥料としても使えますが、悪臭を消すEM活性液としても使えるのです。EMを使うと排泄物で排泄物の臭いを消すことが出来るわけです。(実験済み)そればかりか、浄化が必要な汚染を強力に浄化できます。

様々な種類のEM活性液があって、用途に応じて使用できるというのが災害時には一番必要なことです。その意味で、浄化槽は大変貴重なEM培養槽になるはずです。

もちろん、飲料水準、中水水準の水が浄化槽にたまっている場合は、使い尽くすまでその水を利用した方がいいでしょう。

7、敷地内避難のすすめ

たとえ1週間でもタコ部屋に暮らすことは消耗が激しいですね。ご存じの通り新潟のような人口密度の低いところでもプライバシーを求めて車中で暮らす人が多く、血行障害で死者が相次ぎました。むごい話です。後で、旅館を斡旋するほどなら、初めからやればいいことなのです。被災者はタコ部屋と誰が決めたのでしょう。神戸の被災者の声を聞かなかったのでしょうか。被災者こそ、傷を癒し、疲れをとるため個室が必要です。EM活用もしやすくなります。

8,EM波動効果による震災被害の防止

ところで、今から防災のために庭にEMを撒いておきますと浄化力がいや増すばかりでなく、阪神淡路大震災で見られたように、EMの波動が家を震災から保護してくれる可能性があります。(波動効果・重力波効果・阪神大震災で下駄履きビルが1カ所だけ崩壊しなかった。そのビルは建築の際、コンクリートにEMを混入するなどEM技術を取り入れて建てられたもので、設計そのものは他と変わらなかったという。)

震災は避けられなくとも、最悪の被害を避けることは出来るかも知れません。防災対策としても優れた方法です。動物たちも地震に反応することは知られています。微生物達は更に敏感です。庭や肌に十分な有用微生物を養っておられると、地震だけでなく様々な災厄に対する反応も早いですよ。微生物だって死にたくはありませんからね。とにかく、いいと思われることは、全てやりましょう。そして生き抜いてください。

9,放射線対策

ところで、この夏は、無浴法の可能性を確かめるために直射日光に肌を曝してテストを重ねました。日焼けもしない、シミも出来ない、という予想を裏付けてくれました。(あくまでテストですのでお勧めしません。)放射線に対して、無浴法が有効か否かのテストを日光の紫外線を出来るだけかけることによって、推測することにしました。

今回の大津波では、インドの原発、核処理施設で犠牲者も出て停止しています。放射能漏れはなかったという発表の後、インドは一切の援助受け入れを停止しています。どの国にせよ、原発問題、核処理施設問題は、極秘でしょうから、譬え少々の放射能漏れが発生しても発表されることはないでしょう。何十年もたってからなら可能性がありますが。

我が国で、例えば予期される震災で浜岡原発でも被災すれば、首都圏の皆さんには致命的なダメージとなりかねません。どうすればEMは人体への放射線被害を最小に止められるか、これがテストの目的でした。この課題は、今後も放射性物質対策とともに追求していきたいと思います。

皮膚が最大のバリアーであることは疑いもないことで、強エネルギーを帯びた電磁波(放射線)に対して防御力のある微生物群で体が守られている場合とそれ以外では結果に大きな差が出るだろうという、感触はあります。EMXセラミックスを身につけておかれればよりよい結果が期待できそうです。この件では、10ページでも書けそうですので、中間報告のみお届けします。

どうか、今後もぜひ安全のためにも無浴法をお続けになり、素肌にEMウェアーを着て備えてください。

参考引用 『比嘉照夫の全て』p99 サンマーク出版 チェルノブイリ原発の解決記事

<<前半部略>> 更にコノプリヤ博士は、EM−Xを混ぜた餌を鼠に与え、ガンマー線を充てて免疫力の変化について考察した。その結果、通常の餌のみを与えた対照群の鼠の免疫力は低下したのに対してEM処理群は免疫力が下がらなかったのだ。更に詳しく観察するとEM処理群の免疫力は、むしろ高まっていた。<<以下略>>

大きなテーマですので書き切れていません。今から無浴法を実行しても皮膚の対応に間に合わない場合、または、無浴法をしないで放射線から身を守る方法はEMXセラミックスを身につけて毎日、EM1をキャップ一杯でも飲み続けることだと思います。消化器(特に小腸の絨毛)を守れば最悪のダメージは避けられるようです。

チェルノブイリ原発事故とEMX使用の事例を参照しました。小腸の絨毛については千島学説の広島、長崎被爆解釈の参照です。(味噌を食べていた人が被爆から助かった記録があり、この有名なケースからチェルノブイリに味噌が大量に搬送されたとのこと)

以上は参考まで私のケースでの問題提起と、可能性の指摘に過ぎません。引用したように効果を類推させるデータはあっても保証はありません。激しい放射線に被爆した場合どうするのか、という解答のない防御を求められているわけですから、良いと思われることは何でも試してみる価値はあります。

ただし自己責任で行いましょう。

10,飲料水がない場合

(この事態は閉じこめられたりしない限り、日本国内で震災に巻き込まれても起こりにくいのか、EM災害対策マニュアルにも想定してありません。行政の給水を待つことになります。数百万が被災した場合、給水は行き渡るか?という疑問がよぎります。飲料水の保存は重要です。)

水の保存も尽き、もっとも安全な水はご存じの通り、ご自分の尿です。薬効はあっても害はありません。飲みにくければ少々EMを加えるとなぜか癖のない飲みやすい水になります。飲用かどうか確かでない水、少々汚れた水を飲まざるを得ない時は、私なら自己責任でEM1を加えて飲みます。

>>>引用始まり
インドやパキスタンアド発展途上国で、しかも衛生状態の悪い地域におけるEM1やEM−Xの効果は信じられない位少量で驚異的なものです。現地ではEM1を5滴飲めば全ての下痢が止まるため、ファイブドロップ(5滴)と称されており、EMXも日本人の使用する五分の一以下の量で信じられないような効果が現れます。(エコピュア22号p37)
>>>引用終わり

 同じ効果がセラミックスを沈めた水によっても起こるのではないかということです。(きっと起こるだろうなと私も思います。何しろ、EMXセラミックスときたら密閉した米糠のパックの上に置いておくだけで、強力なEMボカシが出来てしまうのですから。)

11,漂流した場合

はっと気付いたら木切れにつかまって海原を漂流していた。喉が渇く。死にそうなほど。岸は見えない。方角もわからない。こんな場合、どうしたらいいでしょうか。

日本でこの季節に津波に襲われたら、海水温でやられてしまうでしょうが、もし漂流出来る状態で流された場合は、飲料水の心配はいりません。そのぶん気持ちをゆったりと保って救助を待ちましょう。海水を飲めばいいのですから。海水は飲めます。飲んでも体に異常は起きません。斎藤実という冒険家が海難者のために、自ら漂流実験をして確かめたことです。毎日血液を採取し、データを収集しながらの漂流でしたが、台風に遭遇して遭難、貴重なデータは海の藻屑となってしまいました。

10年ほど前でしたか、沖縄の漁船の船長さんとフィリピン人の船員さんが漂流した時、海水を飲みながら、しかも海水浴で体を冷やしながら漂流生活を続け、無事生還しています。体に全く異常は現れていません。EMが塩害の畑に実りをもたらすように、これまでの定説は生体内で塩類がイオン化しなければ何の問題もないという認識が欠けているのですね。迷信です。でも漂流中にEM1でも見つかれば海水と混ぜて最善ですが、そんなうまい話はないでしょうね。

運輸省(当時)の漂流マニュアルには気が狂うから海水は飲んではいけないと書いてある。なのにこの船長は規則を破って海水を飲んだ上、生きて帰ってきた、お上を恐れぬ不届き者よ、けしからん、いけない船長だ、とNHKのアナウサーが目を剥いて憤っておりましたよ。まったく犯罪者扱いです。どの国でも漂流生還者は英雄扱いなんですがね。

今回の津波災害でも、漂流された方々が多かったようで、この事実を知らずにどれだけ多くの人が前途に助かる希望を失って海底に沈んで行かれたかわかりません。ああ犠牲者の方々のご冥福を祈るばかりです。

陸地でも飲料水がなければ、きれいな海水を飲むことも可能です。真水2、海水1の割合であれば、真水を節約することも出来ますし、制限無く飲み続けても害はないという研究結果が出ています。

参考 『太平洋漂流実験50日』 童心社 故 斎藤 実著
本田勝一氏が日本の生んだ真の冒険家として堀江謙一と斎藤実を挙げています。生きた菩薩の類ですね。

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