大阪府議会の議長を務める長田義明府議が、きのう、「震災は大阪にとって『天の恵み』」などと発言していたことがわかりました。長田府議はABCの取材に、「不謹慎だった」としています。
長田府議は、きのう、地元での事務所開きで、東日本大震災について、「大阪にとって『天の恵み』というと言葉が悪いが、本当に地震が起こってよかった」と挨拶しました。長田府議は、橋下知事が掲げる、「大阪府庁の旧WTCビルへの全面移転」に反対していて、「旧WTCも震災で被害を受けたので、知事の主張が間違っていることを示したかった」と釈明し、「あれは、言うべき言葉ではなかったなと、ただ、話の前後のいきさつで、つい出てしまったという風に反省しております」と話しています。長田・府議会議長は来月10日投票の大阪府議選に、7度目の当選を目指し自民党から立候補する予定です。
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