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2011年3月21日(月) 19:20 |
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備前焼、伊勢崎淳さんドイツで展示会
世界的な活動を続ける人間国宝で備前焼作家の伊勢崎淳さんが、ドイツのギャラリーで、展示会を開きました。 半地下式の穴窯で焼き上げる作品は、ドイツでも注目を浴びています。
備前市を拠点に創作活動を続ける備前焼作家・伊勢崎淳さん、伝統的な技法を踏襲しながら、斬新な発想を取り入れ、存在感のある独創的な作品を生み出しています。 自然の土を使って作り出す素朴な風合いに、力強いフォルム、穴窯で焼き上げることで、土の魅力を存分に引き出しています。 ドイツのハイデルベルクにあるマリアンヌ・ヘラー・ギャラリーは、ドイツで最もよく知られたギャラリーの1つで、伊勢崎さんの作品展示は、今回で2回目になります。 会場には、今年1月に窯だししたばかりの新作21点が並びます。 世界の伝統工芸に精通したマリアンヌ館長も、穴窯で焼き上げた作品を称賛します。 伊勢崎さんは、登り窯と穴窯の違いは、プロでないとわからないと言います。 穴窯で仕上げた表現力豊かな作品は、卓越した技術に裏打ちされたものと言えます。 穴窯にこだわり、独自の作品を生み出し続ける伊勢崎さん、これからも、世界に備前焼の魅力を発信し続けます。
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