プロダクションは慈善事業ではない
テーマ:ブログワイドショーでは某ガールズユニットの契約問題で持ちきりだが、
こういう問題が起きる原因として、若いタレント側の契約にたいする
認識の甘さ、社会、特に芸能界のルールが分かっていないこと、
更に同じく無知な親権者による造反がある。
プロダクションは慈善事業ではない。
タレントを育て、売り出すまでに莫大な費用を先行投資する。
その先行投資を回収するまで当然売れても給料は安いし、
そのアンバランスさに不自然さや不満を持つかもしれないが、
物理的に仕方の無いことである。
育ててもらった感謝の気持ちや謙虚さが無い人間、傍から見てる
親権者は『なぜ、こんなに毎日TVで見るのにこんなに給料が安いの?』
と憤っても、過去の育成期間のかかった費用のことはすっかり忘れている。
タレントがブレイクすれば先行投資分を回収できるが、ブレイクできなかったら
プロダクションは大損である。
さらに『気が変わったから辞めますー』何て気まぐれを起こされては
たまったもんじゃない。
だから日本のプロダクションではレッスン費などタレントを目指す人間の
自腹の事務所も多いし、またそういったレッスン費用だけを搾取する事務所も
ある。
時にはそれを詐欺と言う人間も居るが、レッスンしたら必ず売れるという保証は
どこにも無いので、判断は難しい。
こういった様々な芸能界事情を私はすべて理解した上で考えたのが
U-23プロジェクトである。参加者の金銭的負担は無い。
U-23プロジェクトは事務所側も参加メンバーもリスクを負わずに芸能界を目指す
画期的なシステムである。
これをきちんと理解もせず、中には詐欺?などと疑う人が居るが何を根拠に
そう決め付けるのか私には全く理解できない。
世の中に事前にすべて安全を確認出来て利益を得られるものなど無い。
世の中の事柄には何一つ保証された未来などないんです。
疑えばきりが無い。
でも常識的に考えてわたしの交友関係などを考えれば私が悪事を働くことなど
出来ないのである。
私がこれだけあちらこちらで社名と実名を晒してスカウトして悪事を働いたら
すぐにアウトです。
私がそんなバカな真似をするでしょうか?(笑)
何事も前例の無い新しい試みは疑われても仕方が無いが、先駆者ほど後に
得られる報酬は大きくなる。
AKB48スタート時、誰がここまで売れると思いましたか?
初期メンバーには売れる保証なんてなかったのに、信じることしかな
かったのに継続し、努力の結果今がある。
途中で挫折し辞めて行ったメンバーは今頃
悔やんでいるでしょう。
利益を獲るには何らかのリスクを背負わなければならない。
U-23の参加リスクはただ勇気を出して一歩踏み込むだけでお金もかからない。
ほぼノーリスク。
疑いがある方は何でも質問してください。なんでもお答えいたします。