NO 番号 所在地 対象 碑銘 事項 建造年月 標語 遭難者名 被害状況 恩賜・義捐 施主 その他 規模 備考 碑文
56 宮古1 宮古市佐羽根 m29 海嘯遭難横死供養 個人供養碑           施主佐々木鶴松他   73*32*18    
57 宮古2 宮古市女遊戸 m29 海嘯記念 女遊戸部落流失19戸,溺死者63人、23回忌 s7         女遊戸部落一同   155*80*41    
58 宮古3 宮古市日出島 m29 海嘯溺死者供養塔             施主佐々木福次郎   60*50*27    
59 宮古4 宮古市日出島 m29 牛馬供養塔       牛馬供養     施主前川福蔵   55*32*27    
60 宮古5 宮古市大沢 s8 海嘯記念碑 大地震の後には津浪が来る,地震があったら,此処へ集れ;被害1戸 s8,12月   義捐 崎山村        
61 宮古6 宮古市蛸の浜心公院 m29 海嘯記念碑 鍬ガ崎町177戸流失、死者128人、幻灯会出席者助命す m41,11月     ○詳細   鍬ガ崎町有志   95*45*25    
62 宮古7 宮古市蛸の浜 s8 卍海嘯供養塔 三周年 s10,2月             152*77*24    
63 宮古8 宮古市蛸の浜心公院 s8 津浪襲来記録標 波高13M、惨害流亡家屋277戸、死者28人 s12,6月     ○波高、被害数値   鍬ガ崎青年団   67*165*13    
64 宮古9 宮古市蛸の浜心公院 s8 津浪襲来記録標 波高6M,強震後二三十分にして打寄せる海嘯三十年1度の割に襲うなれと此の自然の防浪堤日和山よくふせぐ吾等が里の守り s12,6月       鍬ガ崎青年団 防波堤が被害防ぐ 75*16*16    
65 宮古10 宮古市浄土ヶ浜 s8 大海嘯記念 大地震の後には津浪が来る,大地震があったら高い所へ集まれ、津浪に襲われたら何処ても此の位能高所へ、遠くへ逃げては津浪に追付かる、常に逃げ場を用意して置け、家を建てるなら津浪の来ぬ安全地帯へ;溺死2人,流失2戸 s9,3月   ○被害少なし   宮子町   310*135*23    
66 宮古11 宮古市浄土ヶ浜 s35 記念碑 地震がなくとも潮汐が異常に退いたら津波が来るから早く高い所に避難せよ s60 ○4つの確認事項を刻す       宮古ロータリークラブ   181*314*26    
67 宮古12 宮古市本町 江戸時代 宮古開港記念碑 開港三百年記、旧領主南部公慶長16年海嘯被害の復興に言及あり s4,9月           宮古港の歩み、津浪被害にも言及 357*159*23    
68 宮古13 宮古市沢田常安寺 m29 三陸海嘯横死者招魂之碑 宮城・岩手・青森各県の被害; m29,12月       北海道函館町谷地頭町速見弁輔   180*45*54    
69 宮古14 宮古市田の神1丁目 江戸時代 一本柳の跡 言い伝えに拠れば,この場所に柳の大木あり、一本柳と呼んだ江戸時代のヨダ(津波)は宮古にも大被害を与えた,津波により山口川逆流せる波に乗って来たダンベ(舟)を一本柳に繋留したと伝えられている 1989,6月     ○慶長津浪の伝承   山口の有志   106*102*64    
70 宮古15 宮古市藤原龍音堂 m29 三陸大海嘯横死精霊 他所で死亡した8名の供養塔     ○8名     藤原若者中   129*60*45    
71 宮古16 宮古市藤原45号線脇 m29 海嘯紀念碑 磯鶏区被害;家屋流失121戸,死者96人, m35,5月     ○磯鶏区被害   磯鶏区民、愛友団   240*95*62    
72 宮古17 宮古市藤原45号線脇 s8 三陸大海嘯記念碑 大地震の後には津浪が来る,地震があったら高い処へ逃げろ;磯鶏村被害流亡・倒壊40戸全戸、死者2人、負傷者6人 s9,5月   ○本村 義捐 磯鶏村   250*95*17.5    
73 宮古18 宮古市金浜江山寺 m29 三陸海嘯横死者精霊             金浜若者中   91*60*41    
74 宮古19 宮古市金沢45号線脇 s35 チリ地震津浪記念碑 大地震の後には津浪が来る,外国地震でも津浪は来る、潮がめだってひいたら高い所へ;宮古市被害状況、被害総額九億余;突然の津浪襲来に常識が覆る     ○宮古市   宮古市   212*84*17    
75 宮古20 宮古市赤前小学校角地 m29 海嘯紀念碑                 260*146*34    
76 宮古21 宮古市重茂白浜 m29 海嘯横死者精霊塔                 214*70*33    
77 宮古22 宮古市重茂笹沢 m29 三陸海嘯記念碑 川代,石浜,千鶏,姉吉、元村,音部,荒牧,鵜磯,中組、追切の被害列挙す t14,3月         中組,追切有志   153*70*18    
78 宮古23 宮古市重茂鵜磯 s8 海嘯記念碑 強い地震は津浪の報せ、その後の警戒一時間、忘るな惨禍の大津波         荒牧区一同   135*40*21    
79 宮古24 宮古市重茂音部 m29 海嘯記念碑 文学博士井上円了書、           音部区民一同   150*125*35    
80 宮古25 宮古市重茂音部 s8 昭和八年大津浪記念碑 強い地震は津浪の報せ、その後よく警戒一時間、想へ惨禍の三月三日       義捐 音部区   130*68*23    
81 宮古26 宮古市重茂音部 m29 馬頭観世音             音部区民一同   94*46*28    
82 宮古27 宮古市重茂館 m29 海嘯供養碑                 110*60*34    
83 宮古28 宮古市重茂里 s8 津浪記念碑 強い地震は津浪の報せ、その後よく警戒一時間、想へ惨禍の三月三日     義捐          
84 宮古29 宮古市重茂里 m29 海嘯記念碑 里部落家屋50戸全滅,死亡250人             178*115*24    
85 宮古30 宮古市重茂姉吉 s8 大津浪記念碑 高き住居は児孫の和楽、想へ惨禍の大津浪、此処より下に家を建てるな;m29にもs8にも浪は此処まで来て部落は全滅した生存者2人,幾歳経るとも用心     義捐 姉吉部落   132*54*30    
86 宮古31 宮古市重茂姉吉 m29・s8 観世音菩薩勧請縁起 m29重茂地区死者860人,s8再び、160人余の被害、50回忌にあたり、観音経の一句をもって供養す s57,6月       瑞雲寺住職、ほか発起人一同 s8の50回忌 185*75*25    
87 宮古32 宮古市千鶏市道沿 s8 大津浪記念碑 強い地震は津浪の報せ、その後よく警戒一時間、想へ惨禍の三月三日       義捐 千鶏部落   92*56*39    
88 宮古33 宮古市千鶏川沿 m29 海嘯記念碑 千鶏部落流亡家屋17戸,死亡90人 s3,5月、s8の朝日義捐にて改     義捐 千鶏部落一同   180*90*43    
89 宮古34 宮古市千鶏川沿 s8 大津浪記念碑 強い地震は津浪の報せ、その後よく警戒一時間、想へ惨禍の三月三日       義捐     90*57*29    
90 宮古35 宮古市石浜 m29 海嘯記念碑                 71*26*26    
91 宮古36 宮古市石浜 m29 海嘯横死牛馬観世音   t12,11月         石村辰之助   104*45*33    
92 宮古37 宮古市川代 s8 大海嘯記念碑 大地震の後には津浪が来る,大地震があったら高い所へ集まれ、津浪の来る前には海水がひける、遠くへ逃げては津浪に追付かる、近くの高い所を用意して置け、住宅は津浪浸水線より高い所へ s9,3月     義捐          
93 宮古38 宮古市川代 m29 大津浪記念塔 溺死者氏名14家53人姓名             182*109*32