せと弘幸Blog『日本よ何処へ』

　自然災害を甘く見すぎた日本人

　中でも民主党政権は過去の事象を無視した。


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　テレビを見ると「なるべく外出を控え、雨に当たらないように」とのテロップが朝から流れ続けています。本日は家の中にいて過去に購入した雑誌などに目を通していました。

　今回の大震災による被害を全く予測不可能であったとする意見が大勢を占めていますが、津波に限って言えばそんなことはありません。

　今回１０メートルから２０メートルの津波によって大きな被害が出ましたが、これほどの津波は予想外であったとする識者の意見をよく耳にしましたが、実は津波はそんなものではなかったのです。

　科学雑誌「ニュートン」の別冊で「迫り来る巨大地震」という特集号がありました。２００１年頃の発売です。

　ここには１９９３年に北海道の奥尻島を襲った津波は３０メートルを超えていたと書かれていました。

　その悲惨な状況は今回の東北太平洋沖地震に遭われた被災地と同じです。その様子は『世界の衝撃映像』としても紹介されています。

　こちらでは写真も見られます。

　このサイトの中にも書いてありますが、津波発生後の３分から５分後に巨大津波に襲われたと言います。あっという間の瞬間に全てが波にさらわれてしまいました。

　さて、この北海道南西沖地震は１９９３年のことでありましたが、奥尻島は北海道の小さな島なので、世間的には今回ほどは大きくは報道されませんでした。

　しかし、少なくとも専門家の間では話題になった筈であり、３０メートルを越す津波が起きる可能性はあった訳です。今回東京電力側や経済産業省に問いたいのは、巨大津波の危険性について、どのような認識を持っていたかです。

　この点に関しては次のように書いているブログがありました。

　東電は過去の記録から、福島第一原発にくる津波の高さを
最大６メートル弱と想定し、敷地の高さを海水面から１０メートルに設置していました。

一方、震源に近い女川原発も津波に襲われましたが、高い津波に備え、原子炉建屋の設備は１５メートル以上の高さに建設していました。よって致命的な打撃を避けられたといいます。

以上

　海岸線に建てられた原発であるならば、地震による倒壊だけでなく、津波の被害にも想定した安全基準を作っていなければならなかったのではないか。

　その対策が十分ではなかったと思うのは決して私一人ではないでしょう。そもそもこの１０メートルでは過去の自然界の事象を考慮してこなかった事になります。

　酷すぎるのは民主党です

↓のような文章がネット上に貼られています。


　民主党の事業仕訳の成果だな　すばらしいwwwwwwwwwwwwwww

民主党 蓮舫・枝野：「いつくるかわからない天災の予算は無駄！！」
　　　↓
【民主党が仕分け ・ 廃止した防災対策事業】
　→ 　石油と塩の備蓄 （ 仕分けパフォーマンスの生贄 ）

　→ 　災害対策予備費 （ 生活保護枠拡大(母子家庭)の財源化 ）

　→ 　地震再保険特別会計 （ 子ども手当の財源化 ）

　→ 　耐震補強工事費 （ 高校無償化の財源化 ）

　→ 　学校耐震化予算 （ 自民党が推進していた政策 ）

　→ 　防衛費 ⇒ 自衛隊災害救出活動も縮小 （ 日本の自衛・防衛弱体化は民主党の継続悲願 ）

　→　 除雪費用 （ 蓮舫が東北地方整備局を目の敵に、結果は言わずもがな ）

　→ 　スーパー堤防 （ １００年に１度の大災害対策は不要 ）

　→　 八ッ場ダム （ 「河川は自然堤防のままが環境にやさしい」 ）

　津波が来れば逃げれば良いとか、いつ来るのか分からない大災害より、１０年後の日本の方が大切だなどと言って、自分達の人気取りの為に、このような自然災害に備えた予算を削ってしまいました。

　その報いが今民主党に覆いかぶさって来たと思わずにはいられません。

　

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