人としてカッコよく(3月20日)
中野へ行くべく自転車で家を出ると、いつもの「昼間だけ右折禁止」の場所でパトカーを含め警官多数で取り締まりをしている。イマドキの東京はガソリン不足のため昼間だって道路ガ~ラガラ。右折禁止は渋滞防止。右折車両いたって渋滞なんかしませんがな。治安維持のためなら交差点に警官一人立たせるだけで十分かと。
こんなところでお茶引いているなら夜間になると真っ暗な被災地に行って欲しい。基本的に安全な日本ながら、犯罪者がいないということじゃありません。警視庁は素晴らしい手柄を立て賞賛されている東京消防庁や自衛隊と好対照。実際、通りがかりの歩行者にまで「なんでこんな所にいるのか?」と意見されてました。
中野に行くとスーパーは相変わらず生鮮食料品を除いて品不足傾向。されど刺身や野菜類、肉類、お総菜、弁当類まで豊富にある。焦って買いあさらず、あるものを食べたらいいのに。お米だってずっと売り切れているが、炊いたご飯は通常の価格。そもそも寿司屋もうなぎ屋もラーメン屋も普通に営業してます。
ただ野菜の放射汚染などで、これから不足傾向になる物資もあろう。昨日ツイッターで「農作物は落下してくる放射性物質が付くのは当然のこと。洗ったら落ちるかどうかの数値も併記して欲しい。でないと風評被害で全ての農作物が心配になります。もし安全な数値まで落ちるのなら、茨城のホウレン草も廃棄しないで使う方法を考えられる」と書いた。いろんな意味で知恵が欲しい。
昨日物資を運び込んだいわき市青年会議所のAさんからメールが届きましたので以下紹介させていただきます。
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昨日は本当に本当に貴重な物資を我々に届けて頂き誠にありがとうございます。この地を何とかしたいと思っている仲間に連絡し20Lづつ配りました。
おかげ様でかなり遠くの老人ホームまで不足している支援物資を届ける事が出来ました。また、路上で止まってしまっていたシルバーマークを付けたおばあさんにわけてやることが出来ました。まだ半分以上残っているので大事に使わせて頂きます。
国沢さんには、被災地であるいわきをみて、どのようにお感じになられたでしょうか?
おそらく人が少ないと感じたのではないかと思います。もともと人口34万のまちですが今回の原発事故の件で大半の人が県内外へ避難してしまいました。1日でも早く昔のいわきに戻したいと思って頑張っていますが、若者がいないのです。
私も子どもと妻と親を県外へ避難させ毎日 復興の為に悪戦苦闘しております。もう少しで原発問題が何とか目処がつきみんなが帰ってきて復興に向けて本当の意味でスタートが出来ると考え、残った仲間とがんばっております。
ご恩の為にも私たちは地域の為にがんばります。ありがとうございました。
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本日はやはりラリーの際に援助していただいた土浦の青年会議所OBの方が、いわき市への物資輸送作戦を敢行いたしました。明日は神戸に住む援助メンバーの方が、同じく”貴重なモノ”不足に苦しむ福島市の青年会議所の方に届けてくれることになっています。以下、土浦の方です。
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国沢師匠の素晴らしい行動力に触発され、いてもたってもいられず、私もいわき青年会議所に支援物資を届けに行ってきました。
緊急車両の通行証は、地元の警察署で速やかに発行してもらえました。道中の常磐道は、師匠の日記にある通り、交通量は少なく、ローリーは往復で1台見かけたのみでした。
わずか往復4時間の、ほんの私の気持ちからの行動でしたが、今回速やかに行動に移せたこと、またいわき青年会議所の方に喜んでいただけたことに、自分なりの評価をしたいと思います。
国沢師匠、アドバイス有難うございました。
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本日10時から常磐道はいわき中央まで開通した。いわき方面に困っている知り合いがいたら、政府に期待せずダイレクトに物資を届けられます。もう数日するとガソリン不足は解消すると思う。東京からだと往復450km。燃費良いクルマなら補給なしで往復可能。今のままなら放射能は心配ないです。参考までに中越地震の際のレポートを。
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