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首相“危機脱する光明が見える”

3月21日 17時42分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

菅総理大臣は、政府の緊急災害対策本部で、福島第一原子力発電所の事故について、「危機的状況を脱したというところまではいっていないが、脱する光明が見えてきた」と述べたうえで、今後も対応に万全を尽くすよう指示しました。

この中で菅総理大臣は、福島第一原子力発電所の事故について、「関係者の命がけの努力で、少しずつ状況は前進している。まだ危機的状況を脱したというところまではいっていないが、脱する光明が見えてきた」と述べました。そのうえで、菅総理大臣は「なんとしても、これ以上の被害を出さないよう、最後の最後まで歯を食いしばってでも、対応を緩めないで頑張っていきたい。関係者の皆さんには大きな力を貸していただきたい」と述べ、今後も対応に万全を尽くすよう指示しました。また、今後の復興に向けて、菅総理大臣は「未曽有の地震災害を越えたときに、より元気で安心できる日本になっていたという夢を持てる復興計画をしっかりと考えていきたい」と述べました。さらに、菅総理大臣は、20日、宮城県石巻市で震災から9日ぶりに倒壊した住宅から2人が救助されたことについて、「最近最もうれしいニュースだ。大きな被害が出るなか、尊い命が救われたことで、国民の皆さんも大変喜んでいただいている」と述べました。