2011年 3月 20日
東日本大震災で保健所長ら派遣
東日本大震災の被災地で感染症の予防や心のケアにあたるため20日岡山市保健所の医師などが宮城県仙台市に向け出発しました。JR岡山駅を出発したのは岡山市保健所の所長で公衆衛生を専門にする中瀬克己医師や精神科医、保健師など5人です。5人は20日から約1週間、宮城県仙台市の保健福祉センターなどで被災者の健康相談などにあたります。特に、多くの人が集まる避難所ではインフルエンザやノロウイルスなどの感染症の発生が懸念されていて衛生対策が求められているということです。岡山市保健所では来月末までは1週間交代で保健師2人を派遣することにしていてその後も状況を見ながら対応していきたいと話しています。

三豊市で車が池に転落2人死亡
19日夜三豊市で軽乗用車がため池に転落し、女性2人が死亡しました。19日午後9時10分頃三豊市高瀬町で軽乗用車が道路右側のため池に転落しました。車には保育士の女性4人が乗っていて、善通寺市弘田町の吉田藍さん(27)と丸亀市垂水町の宮川佳恵さん(43)が死亡しました。残る2人は車外に脱出して無事でした。現場はゆるやかな右カーブで、警察ではハンドル操作の誤りが原因と見て調べています。この事故を受け香川県警は20日、西讃ブロックに「交通死亡事故多発ブロック警報」を発令しました。