屋内退避中の生活について |
「屋内退避措置」とは、周辺住民が屋内に入り、建物の気密性を高めるなどにより、放射線の影響を防ぐことをいいます。気密性の高い建物に退避すると20分の1から70分の1に、通常の換気率の建物に退避しても4分の1から10分の1に低減させることができます。
外に出るのは極力避けることが望ましいものの、外出「禁止」ではありません。エリア外からの物資の搬送など、必要な外出まで止めることはありません。外出する場合はなるべく短時間にし、以下の点に注意してください。 ・徒歩よりは車で移動 ・マスク(ないときはハンカチでも可)をする ・肌を出さないように長袖・帽子を着用する ・雨に濡れないようにする
私たちは、自然界に存在する放射性物質、宇宙からの放射線等により、もともと年間平均約2,400μSvの放射線を受けています。 今回の事故により、仮に100μSv/時の地点に6時間留まっていたとしても、受ける放射線の量は600μSv程度で、これは、胃のレントゲン1回に受ける量と同程度です。
私たちは日頃の生活の中で放射線を受けることもありますが、健康上の問題とはなりません。 胃のX線集団検診 600μSv/回 CTスキャン 6,900μSv/回 職業として放射線従事者の年間許容限度 50,000μSv/年かつ100,000μSv/5年 詳しくはこちらをご覧ください (内閣府原子力安全委員会、文部科学省、厚生労働省、経済産業省原子力安全・保安院にて作成) |