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界尾根・唐沢峠・大ノ沢右岸尾根・大山北尾根・物見峠 (雪山ハイキング / 丹沢)

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この記録の訪問者数:309
日程:
2011年03月13日(日) [日帰り]
メンバー:

アクセス:
  利用交通機関: 電車 バス
<行き>本厚木発 6:55 煤ヶ谷 7:30
<帰り>清川村役場前 18:05


アクセス(Google Transit): [my出発地登録]※要ログイン
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地図/標高グラフ:
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コースタイム:[注]
   7:35煤ヶ谷BS-8:10界尾根口8:20-10:35三峰山分岐-11:30唐沢峠11:35-11:50大ノ沢右岸尾根口-13:05大山北尾根-13:20西沢ノ頭-13:35ミズヒノ頭-14:00/16号鉄塔14:05-15:20一ノ沢峠-15:25唐沢林道-16:25物見峠16:30-16:45三峰山分岐-17:25煤ヶ谷BS

コース状況/その他周辺情報:
   界尾根  踏み跡(作業道)明瞭からやや明瞭。石柱26号からヤセ尾根で、踏み跡やや不明瞭となる。途中まで水源標識杭あり。
大ノ沢右岸尾根  始めは黄プラスチック杭あり。途中より少ないが、標旗あり。積雪のため、踏み跡はわからず。過去の記憶では、やや不明瞭。積雪25cm。
大山北尾根  積雪20〜25cm。16号鉄塔から一ノ沢峠の中間位まで積雪あり。途中より、物見峠入口への尾根を下り、一ノ沢峠に向かった。
物見峠からの下山道  一部、積雪あり。5cm

*山行の帰宅後に巨大地震で、被災者の悲しみを知り、こんな時に山へ行っていた事が、悔やまれる。被災者が、早く、復興できるよう、支援しましょう。

写真: この山行の写真をスライドショーで見る

谷太郎林道終点の指導標

沢を渡った場所の標識。不動尻への登山道はこちらへ行く。

ピンぼけだが、界尾根への作業道。不動尻への登山道より、明瞭。

美林の植林帯。

急斜面の美林地帯

最初の保護柵。しばらく、柵に沿って、登る。

雪が残っている尾根。

登りはきついが、美林の連続。

最初の保護柵の終わり。

二番目の尾根上の保護柵。

積雪は5cm以上。

前の写真にある石柱26号の標識。広い尾根はここで終了。

石柱29号から尾根は狭くなる。

尾根が狭くなってくる。

雪のある狭い尾根。

岩の尾根

小さな鞍部。下っている。

狭い尾根の連続

雪の鞍部、慎重に下る。振り返る。

痩せ尾根

界尾根の終わり。石柱は34号。

一般登山道から界尾根方面を見る。

一般登山道には数名の踏み跡が残されている。

唐沢峠への尾根の美林。

鳥の足跡。ヤマドリだろうか。 拍手あり1

唐沢峠から石尊沢への踏み跡は全くない。

大ノ沢右岸尾根口から上流を見る。

大ノ沢右岸尾根の登り口。右に保護柵があり、尾根上に出るまで柵に沿って登る。

この上の左側が尾根。

尾根の北側は15cm以上の積雪。

南斜面には雪がない場所もある。

登ってきた自分の足跡。

美林の尾根。ほとんど歩く登山者がない尾根。静かだ。

初めて見た尾根。この先には少ないが、標旗あり。

踏み跡のない尾根を行く。もう少しで大山北尾根。

これから向かうミズヒノ頭方面

大山北尾根手前の斜面

北尾根から登ってきた尾根を振り返る。自分の足跡だけ。

大ノ沢右岸尾根はこの水源標識杭に出る。

北尾根は20cm以上の積雪。

西沢ノ頭標識

数人お足跡がある北尾根

ミズヒノ頭標識。積雪は15cm

ミズヒノ頭付近からの塔ノ岳方面の合成パノラマ写真

16号鉄塔

16号鉄塔からの合成パノラマ写真


ミズヒノ頭方面を見る。

指導標

ツガの大木だろうか?

北尾根の下り。

一ノ沢峠への尾根から離れ、この指導標へ出た。

一ノ沢峠へ戻る。

唐沢林道には積雪のある場所が多数あった。

隧道から物見峠への登山道。

物見峠は雪だらけ。

物見峠からの水平道は合流点までほとんど積雪がある。5cm
  
感想/記録:(by yamajinn)
   巨大地震で世の中が騒然としているのに、山へ行きたい気持ちを抑えきれず、前回(2011.2.21)登った隣の尾根、界尾根に行く事にした。
谷太郎林道終点から界尾根は始まる。ここで、谷太郎沢の木橋を渡り、正面の明瞭な作業道へ行く。左側が不動尻へ行く登山道。一見、正面の作業道の方が、はっきりしている。
100mほど登って、後ろを見ると、登山者が一人、私の後をついてくる。彼にどこへ行くか、確認すると不動尻経由で三峰山を登るというので、間違いを指摘。正しい方向を教えると、お礼を言って、戻っていった。
この時、下の沢を見ると、釣り師二人が、たき火を始めた。この二人は何を考えているのだろう。たとえ、沢の近くとは言え、たき火をするとは。火の粉が周囲に飛んでいるのにあまりにも無責任。釣りで、常に火の側にいるとは思えない。こういう無責任な輩がいるのは、許せない。
憤りを感じながら、植林帯の急斜面を登っていく。美しい林。40分近く登ると、倒れかかっている保護柵が右側に現れる。しばらくは、保護柵を右に見ながら、登っていく。保護柵が終了して、作業道を登っていくと、作業道が尾根の左斜面を行くようになる。5分ほど行ってみるが、尾根から離れるばかりなので、少し戻って、適当な斜面から尾根に向かった。
尾根には保護柵があり、これを右に見ながら、登っていく。保護柵の終了地点は美林。そこには、境界石柱26号がある。雪の大山が木々の間から見える。広めの尾根はこの付近までで、次第に尾根は狭くなってくる。
石柱29号からは痩せ尾根になり、積雪もある。小さな鞍部が二ヶ所あり、雪が付いている、左右は崖。慎重に越える。界尾根は宝尾根のようにロープを必要とする急登はないが、痩せ尾根が多いので、慎重な登行が必要。境界石柱34号があり、ロープが張られた場所で三峰山登山道に合流する。唐沢峠へのルートは前回よりも積雪がある。
唐沢峠で一服。石尊沢へ下る道は一面、雪で、足跡は残っていない。大ノ沢右岸尾根に行くには、沢へ降りた地点の堰堤では、下流側へ下る。二ヶ所の堰堤を左岸側から越える。朱の脚立がある保護柵が大ノ沢右岸尾根の登り口。バリエーションルートを始めた頃(2009.12.7)、ネクタイ尾根と間違えて登った時には保護柵内に入ったが、今回は柵沿いを回り込んで尾根に出る。
尾根には始め、黄プラスチック杭が数本あるが、途中から、なくなる。積雪も次第に増え、25cm位はあると思う。誰も歩いていない美林の尾根をトレースを刻むながら、登っていく。赤黄の標旗がある場所からは北尾根まで数本の標旗がある。急登もあるが、危険箇所がない美林の尾根。雰囲気はネクタイ尾根と似ている。
北尾根に到着。まだまだ、たっぷりと雪が残っている。17号鉄塔を下るのが、当初の予定だったが、未知尾根を下るには、時間不足と判断して、そのまま一ノ沢峠まで下る事にした。ところが、途中で、標旗と踏み跡を見逃し、手前で左の別尾根に入ってしまった。そのまま下っても、物見峠入口付近に出るだろうと判断して下る。やはり、物見峠入口と一ノ沢峠の登山道の指導標に出た。物見峠入口方面へ少し下って、沢の橋まで確認してから、一ノ沢峠に戻り、唐沢林道へ。林道にはまだ、圧雪のある場所が多い。
物見峠はまだまだ積雪がある。5cm位だろう。三峰山分岐の水平道にも積雪があり、その上には落石が多数、残されていた。分岐からの下りは積雪はなく、落ち葉の上を快適に下っていく。

帰宅後、地震のニュ-スを見ていて、被災者の主婦が夫、娘さん二人が行方不明で「私、一人になってしまう。」とこらえていた涙を流しながら、仰った言葉がとてつもなく、胸に迫ってきた。出来るだけ、早い救援をお願いしたい。
私に出来る事は、金銭的な援助しか出来ないが、被災者の冥福と早期の復興を祈るだけです。




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この記録で登った山/行った場所:
   西沢ノ頭 (1094m)    ミズヒノ頭    唐沢峠    林道谷太郎線終点P 大小屋ノ沢分岐    煤ヶ谷    物見峠    黒岩    一ノ沢峠    物見峠入口    16号鉄塔    913m峰(境沢ノ頭・境沢クドレ)   

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- 2011年03月05日:雨山峠越え・ヤシロ沢右岸尾根・大石山・鉄砲沢右岸尾根・鍋割古道(丹沢) 情報量の目安:S 61 1 - yamajinn
- 2011年02月13日:石棚山稜〜檜洞丸(丹沢) 情報量の目安:S 41 1 - ako

※この記録は登山者向けのシステムヤマレコの記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!



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