2010年12月22日

年末のご挨拶

/銀座いし井@銀座(銀座三丁目)にて中華せいろ880円/白兵衞@歌舞伎町一丁目にて鯛骨塩らーめん800円/ホルモン焼大(ビック)@秦野市/スナックJJ/桂林@秦野市にて五目そば850円/

 日記が間に合わないので貫徹、それでも二日分の日記を上げることはできませんでした。
 家を少し早めに出て電車でがっつり寝ようと思ったら、こういう日に限って前の人が降りないし、三十分くらいしか寝られなかった。
 午前中の仕事をざっと済ませてお昼、本日から正式オープンのお店へ急ぎます。

 案内に従うと銀座駅A13出口からお店まで徒歩二分なのですが、そのA13出口までが丸ノ内線銀座駅改札からだと五分では着かない、銀座線銀座駅だとすぐ、赤坂見附で乗り換えるべきですな。
 プレオープンは関係者じゃなかったので断られ、無料サービスの日はスープ切れで振られ、て三度目の正直の銀座いし井@銀座(銀座三丁目)

 これだけ思い入れがあったとしても美味しいとは限らないんですね、たまに「二時間も行列の並んだのに美味しくなかった」とネットで見かけますが、「美味しいから並ぶ」は成り立つけど「並んでいるから美味しい」は成り立ちません。
 外待ち六人で最後尾に並んでいると店員さんが「食券をお願いします」と、てっきり店内で買うもの(または伝票式)だと思っていたのびっくり、いったん店内に入って買って出てくるのかと思ったら入り口の隣りに設置してありました。
 雨の日はどうやって食券を買うんだろう、「銀座のラーメン屋」じゃなくて「銀座にあるラーメン屋」ですか、なんでこんな風にしちゃったんだろう。
 メニューはつけ麺に相当する「中華せいろ」、並250gが八百八十円、上が九百八十円、特が千二百円、ラーメンに相当する「中華そば」、並150gが七百五十円、上が九百五十円、特が千百円。

 上は味玉付き、特は味玉と肉ほぐし付き、大盛り、海苔やメンマなどのトッピングは百二十円、すだちのトッピング百五十円が気になります。
 修行元のつじ田のメニュー構成と酷似してますね、十分に想定内ですけど。
 十分ほど待って店内へ、右手の厨房を囲むようなL字カウンターのみで手前が三席、奥に九席、たまたま一番奥の席を案内されました。
 近くで働いていてランチに来たお客さん以外は全員コートを着ているのに、コートハンガー(フック)が無いのは何故だろう、スペース的には十分設置できると思うけど。
 テーブル下に荷物置きが無くて、椅子の下に入れる方式、私なんかは手慣れたものでくるっと丸めて入れますが、女性客や折り曲げにくい高級コートはどうするんだろう。

 食券を回収したり、店外のお客さんにあれこれ説明したりするホール担当の店員さんがいるにも関わらず、お冷やは完全セルフ方式、自分でコップに注ぐのですが、給水器がデンとカウンター台に置かれています。
 テーブルやカウンター台には白木をふんだんに使って綺麗に仕上げられているのに、この給水器で台無し、しかも三人に一台くらいの割合なので、隣のお客さんに「すみません」と断って給水しないと。
 カウンター台内側にはメニュー表、(だしに使われている)比内地鶏の説明、そしてせいろの食べ方のパウチが貼ってありましたが、文字が小さくて顔を近づけないと読めません。
 こういうところは修行元を真似しないで「銀座には高齢なお客さんが多いから」と大きな文字にしたらいいのに。

 食べ方は「先ずはそのまま、三分の一を食べたところですだちを絞って良く馴染ませてから食べる、残り三分の一になったら黒七味」と修行元と同じ、修行元のお店で食べたときも思ったけど、そんな細かく分けて食べる人っているんでしょうか。
 厨房には男性店員さんが四人働いていて、麺茹でして盛りつけをしているのが石井店主さんの様です、お客さんへ挨拶よりもラーメンを作る方を優先する職人さんですね。
 十分ほど待って中華せいろ八百八十円、ドンブリはお店の屋号入りで営業に対する気合いがよく分かります。
 三河製麺所製の特注たまご麺は真っ黄色で真ん丸い太麺、固めの茹で上がりと相まって麺自体はとて美味しいのですが、昨今の食品アレルギーに対する飲食店の配慮を考えると、券売機のとなりにもう少し大きく掲示されていてもいいとは思います。

 豚骨や鶏ガラ、野菜など多くの食材から作り上げたつけ汁は濃厚でいてサラッとした喉ごし、これはとても美味しいですね。
 つけ汁にはチャーシューやメンマがたっぷりと沈められていて、そのどれもがとても美味しく仕上げられています。
 説明に従って三分の一程度食べたところで麺皿に添えられたすだちを搾りかけて食べてみましたが、修行元のと違って口の中に後味が残るようなつけ汁ではないので、柑橘系でさっぱりさせる意味がよく分かりません。
 最後の三分の一は黒七味を振りかけて(適量が分からないので少し多め)食べてみると、もの凄く美味しい、ここまで美味しいんだったら初めっから振りかけてみてはどうだろうか。

 麺を食べ終わったのでスープ割りを頼むと、つけ汁の器を引き取ってくれて寸胴から直接割りスープを注いでくれました。
 ご馳走様でした、二年間修行されたと説明書きがありましたが、その修行期間でラーメンの作り方は教わってきたようですがスピリッツは教わってこなかったようですね。
 まあ、スピリッツは教えたり教えられたりするものではなく、自分自身で作り出すものですけどね。

 午後の仕事をサクッと終わりにして、飲みに行く前に一杯、電車代を使ってまで食べに行く気持ちにはならなかったので、新宿の未食店を巡っておきますか。
 六本木から歌舞伎町に凱旋してきた白兵衞@歌舞伎町一丁目、三代目 白兵衛@歌舞伎町二丁目はもっと歌舞伎町の奥にあるのですが、こちらは靖国通りからすぐの場所です。
 自動ドアをくぐって店内へ、広々とした造りの奥の厨房の前にカウンター七席、隣りにほぼ荷物置きの二席、他はテーブルだけで、二人席を合わせた四人掛けと六人掛けが交互に3セット。

 ラーメンは醤油味、塩味、つけ麺の三種類ですが、店内は所狭しと焼酎の瓶が並べられていてつまみの料理も充実しています。
 店員さんがオーダーを取りに来たので「ラーメンだけですがよろしいですか」と聞くと、「大丈夫ですよ、ウチはラーメン屋ですから」と笑われてしまいました。
 先ずは七輪とチャーシューと青菜がのせられた小皿が用意され、ラーメンが出来上がるまで、七輪でチャーシューを炙ります。
 炙るといっても少しだけチャーシューを温めるだけで、すぐに鯛骨塩らーめん八百円が届いてチャーシューを乗せることになります。

 先ずは炙ったチャーシューを自分でラーメンに乗せ、青菜のお浸しも一緒に乗せてから写真を撮って、と。
 スッキリして美味しい塩味のスープ、すっきりし過ぎていて印象が薄い嫌いがありますがお酒を飲んだ後にはピッタリではないでしょうか。
 スクェアな断面の中太麺はするするっと食べられます、スープとの絡みも悪くありません。
 炙りたてのチャーシューはとても美味しくて、チャーシューだけをつまみに濃いめの焼酎とかくいっと飲んでみたいです。
 水菜と白ごま、というシンプルなトッピングがさらにスープを引き立てます。
 ご馳走様でした、レジでお会計してから歌舞伎町の雑踏に出て、流れを逆らうように新宿駅へと向かいます。

 小田急線でたっぷり寝て、鶴巻温泉駅で降りて少し歩いた場所にあるホルモン焼大(ビック)@秦野市応援サイト)、先々月に来たので二ヶ月ぶりになりますか。
 ガラッと戸を開けて店内に入ると一組だけのお客さん、そのお客さんもすぐに帰ってしまってずっと一人貸し切り状態。

 いきなり焼酎というのもどうかと思って、だからといってビールのフルサイズも辛いなと思って、「ビール、半分だけできますか」と聞いてみたら、ジョッキではなくカクテルグラスみたいので出してくれました。
 大好きなナンコツは自宅で冷凍されているというので、ママさんが取りに行っている間、とりあえずガツ、今日のガツはめちゃくちゃ固くて美味しかったです。


 半分ほど食べたところでナンコツ登場、ガツを食べ終わってから焼き出します。
 今日のナンコツは色が良かった、堅さはちょっと足りなかったけど旨さは十分、結局お代わりしてしまいました。
 飲み物は途中からJINROのレモン水割り、二杯、いや、三杯飲んだかな。
 お腹も一杯、お酒も一杯、若と女将さんと話を一杯してご馳走様でした。

 で、いつもの通りの流れでスナックJJへ、個人的には場末のスナックと呼んでいますけど、この店以外の場末のスナックには行ったことがないです。
 お店に入ってみるとテーブル席で数人が盛り上がっていてびっくり、いっつもカウンターに一人か二人しかお客さんなんていないのに。
 まあ、その盛り上がりもひとしきり、カウンター席でのんびりと焼酎の水割りを飲みます。
 酔っ払いに来るわけじゃなくて、なんとなくのんびりしたいだけなので、料理を頼むことは滅多にありません。

 閉店時間を過ぎてお店を後にします、県道沿いをさらに歩いて行って桂林@秦野市へ。
 お客さんが一杯と言うこともないけど、誰もいないこともない、程度に営業しています。

 この店に来たら99%が桂林メンなのですが、今日からしばらくは全麺類メニューを制覇しようかと思って、先ずは五目そば八百五十円から。
 「激辛にしますか」と聞かれたので「激辛で」とお願いしましたが、塩味ベースの豚骨スープにはかなり合いませんでした。
 白菜、ニンジン、タマネギ、等を炒めてからラーメンに乗せてあって、ほうれん草にチャーシューが二枚、固ゆで卵の半身が二個、ウズラの卵になるとが三枚と、あれこれと店主盛り。

 食べている時に「マスター、この店ってどのくらい経つの?」と聞くと、即答で創業三十一年、ってことは私が大学一年の時に開店したってことだ。
 すると私が通い出した頃って、お店が開店してから直後から通っているのか、へえ、それはそれは。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
昨今の食品アレルギーに対する飲食店の配慮を考えると、券売機のとなりにもう少し大きく掲示されていてもいいとは思います。

・・・・・・

小麦や大豆アレルギーに対しては??
食品アレルギーというものは様々な物がありますよ??
アレルゲン全てに配慮していたら飲食店なんてやってられませんってww
Posted by U at 2010年12月24日 23:56
Uさん

 いし井さんでは店のこだわりとして麺に玉子を使っていることを書いているわけだから、どうせなら小さくではなく大きく書けばいいと思いました。

 アレルゲン全てに配慮したら飲食店ができないとUさんが思うのは勝手ですが、料理に使っている食材を全て公表しているお店は沢山ありますし、ラーメン屋さんにもあります。
Posted by ふらわ at 2010年12月25日 02:27
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