記事の削除は、上辺だけ見て本質を見ようとしない方々とはどこまで行っても平行線だからです。
はっきり言って、そのような方々とは係わり合いたくありません。
それでなくても心が塞がっている時です。

今は感情的になって物事を見ている人が多いようですから、自分と違う考えを否定的にしか見る事ができないでしょう。
でも、冷静になって物事を見てください。

民放の報道の仕方も随分変わってきたでしょう。
僕と同じように感じた人から抗議が行ったのか、或いは自ら気付いて反省し、報道のやり方を考えたかでしょう。
いずれにせよ、僕が指摘したことは多くの国民も感じていたと言う結果だと思います。

批判を浴びていた石原都知事の発言も、今になってみると概ね的を射ていたと解るでしょう。
多くの人は一つの言葉だけにとらわれてしまい、彼の発言の本質を見失っていました。
都知事が言いたかったことは、今回の地震がきっかけとなり、「我欲」を捨て、本来の日本人の美徳を取り戻して欲しいとの願いを語ったものと僕は解釈しました。
インタビューでは不適切な言葉を使ってしまうこともあるでしょう。
それはある程度は仕方のない事。
事前に話すことを推敲して原稿を書いているのではありませんから。
震災後の日本人を見ていると、石原都知事が言っていたとおり、日本人の素晴らしさを見直しました。
地震がきっかけとなって、「我欲」を捨て、良識ある日本民族に戻ったように思えます。
知事の言葉には確かに不適切なものが含まれていました。
しかし発言そのものは流石に視点が違うと感心させられるものでした。
石原知事は謝罪したものの、心の中では僕と同じように「発言の真意を読み取って欲しい」と思っていたでしょう。
反面諦めもあったと思います。

発言でも文章でも、その他何でもそうですが、上辺だけ見ていたのでは、なかなか本質は見えないものです。
いや、見えないのではなくて、見ようとしないのです。
だから上辺だけに反応してコメントを入れる方々には僕の本質も真意も理解して頂けないでしょう。
だから係わりたくなくなるのです。
記事の削除はそんな理由です。

と、いくら書いてもどうせ批判的にしか見ないでしょうけどね。
素直に見ないと本当に何でも本質が見えなくなりますよ。
それって損な事だと僕は思います。