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【大リーグ】松井が英語で支援の呼びかけ 自身は義援金5000万円以上2011年3月20日 紙面から
【グレンデール(米アリゾナ州)穐村賢】全世界に向け、支援のメッセージを呼び掛ける。アスレチックスの松井秀喜外野手(36)は18日(日本時間19日)、球団公式サイトに開設された東日本大震災の被災者支援を呼びかけるためのビデオメッセージを英語で収録した。また松井は、すでに震災数日後に5000万円以上とも見られる義援金を送っていたことも判明。これまでも慈善活動を熱心に続けたきた男が、東日本大震災にも己のスタイルで支援を続けていく。 被災地の復興を願い、支援の声を届ける。この日の試合前、神妙な面持ちでベンチに現れた背番号55。用意されたビデオカメラを真っすぐに見つめ、英語でメッセージを収録した。 「皆さんご存じのように、日本では大きな困難に直面しています。地震と津波からの復興に向けた救援活動のため、皆さんの募金とご支援をお願いします。どのようなご支援でも大きな助けになります。皆さんの寛大なご支援に深く感謝いたします」 ワールドシリーズMVPのお立ち台でも日本語で答えた男が、英語で公式のコメントを発表するのは異例中の異例。一刻も早い被災地の復興を願う松井の切なる思いが、34秒のメッセージに凝縮されていた。このメッセージは収録後、すぐさま球団公式サイトで流れ始め、松井自身も「少しでも多くの協力が得られればいいですね」と切望した。 被災地の支援活動はこれだけでは終わらない。日本赤十字社の石川県支部能美地区によれば、松井は東日本大震災の数日後に、5000万円以上の義援金を送っていたことも判明。松井の慈善活動に関しては、巨人時代から枚挙にいとまがない。インドネシア・スマトラ沖地震の際には5000万円、新潟中越地震の際にはホームラン基金を設立…。ただ、松井自身は常々、慈善活動に関して公にする必要はないというスタンスを貫いており、今回も義援金に関して口を開くことはなかった。 もちろん、復興を願う思いは人一倍強い。遠く離れた異国の地でも、松井が被災地へ支援を継続的に行うのは間違いないだろう。 PR情報
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