3月20日のながさきニュース
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長崎新聞
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釜山−対馬の旅客船4月から運休 震災での渡航者減見込み
韓国・大亜(デア)高速海運が対馬−釜山間で運航している国際定期旅客船を4月から運休することが19日、分かった。同社の日本側代理店、ジャパン大亜は「東日本大震災の影響で、日本への渡航者が大幅に減ることを見込んでの措置」と説明している。
大亜高速海運の旅客船は1999年に就航し、これまでに35万人以上が乗船。現在は、シーフラワーII(定員376人)とドリームフラワー(同300人)の2隻体制で釜山−比田勝・厳原間を平日1往復、土日は2〜3往復している。
ジャパン大亜によると、地震発生の翌日から利用者が急激に落ち、すでに便数を半分以下に減らして対応。韓国国内でも日本への渡航自粛のムードが高まっていることから運休が決まった。最低でも半年間は運休する予定で、再開のめどは立っていないという。
対馬の韓国人観光客は増加傾向で、ピークの2008年には7万2千人以上が来島。大半が定期旅客船を利用しており、対馬観光物産協会の庄野伸十郎会長は「飲食店や宿泊施設など対馬の経済への影響は大きい。行政と連携しながら対応策を考えなければならない」と話している。
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