近2走以内に芝2200m以上で好走した馬が優勢!

天皇賞(春)を目指すトップホースが繰り広げる長距離レースでもあって、近走の長距離レースでの好走実績は重要なポイントになるようだ。〔表2〕のとおり、過去10年の優勝馬はいずれも、近2走以内に、オープンクラスの芝2200m以上のレースで、4着以内に好走した実績を持つ馬だった。2着馬では3頭が、上記の実績を持たずに2着に入っているが、2001年2着のエリモブライアンは前年の菊花賞で3着の実績があり、2009年と2010年の2着馬ヒカルカザブエとジャミールは、ともに前走で1番人気の支持を受けていた。近2走以内にオープンクラスの芝2200m以上で優勝した実績のある馬は、優勝回数で7回、3着内率41.4%の高い数値をマークしており、この条件をクリアする馬の出走があれば、今年も注目からは外せないだろう。 |
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〔表2〕 |
近2走以内にオープンクラス・芝2200m以上のレースに出走していた馬の、そのレースでの最高着順別成績(過去10年) |

最高着順 |
成績 |
勝率 |
連対率 |
3着内率 |
1着 |
7-2-3-17 |
24.1% |
31.0% |
41.4% |
2着 |
1-3-1-11 |
6.3% |
25.0% |
31.3% |
3着 |
1-1-2-5 |
11.1% |
22.2% |
44.4% |
4着 |
1-1-0-4 |
16.7% |
33.3% |
33.3% |
5着以下 |
0-1-4-24 |
0% |
3.4% |
17.2% |
出走なし |
0-2-0-23 |
0% |
8.0% |
8.0% |

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