たくさんのパンジーを並べて描かれた被災地に向けての応援メッセージ=松川村で
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◆売り上げ一部被災地へ
「心ひとつにみんなでガンバロウ」−。松川村の道の駅安曇野松川に19、20両日、東日本大震災の被災者を励ますメッセージがパンジー約2万株で描かれている。
恒例の「花のじゅうたん祭り」が開かれる予定だったが、地震を受け急きょ変更。村商工会などでつくる実行委員会が縦約15メートル、横約25メートルの図柄をデザインした。パンジーは1鉢50円で販売し、売り上げの一部は義援金に充てる。
ポットを並べて文字をつくり、一文字ずつ円形にしたポットで囲った。赤、黄、紫、白色の花が咲き誇り、親子連れらでにぎわっている。
20日は午前10時から午後3時まで。実行委の真嶋美晴さん(55)は「私たちにできることをしたい。日本中みんなが応援しているという思いを込めた」と話した。 (杉浦正至)
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