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大潮続く 浸水などに注意を

3月20日 11時0分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

今回の巨大地震では、東北から関東北部にかけての太平洋沿岸で地盤が大きく沈下しました。今週いっぱいは満潮の時に潮位が特に高くなる「大潮」が続くことから、気象庁は、被災地の沿岸部では浸水や冠水に注意するよう呼びかけています。

今回の巨大地震では、国土地理院の観測で、東北から関東北部にかけて沿岸部の広い範囲で地盤が数十センチから1メートルほど沈下しました。気象庁によりますと、今月26日にかけて「大潮」が続くため、被災地の海岸や河口付近では、満潮の時間帯を中心に浸水や冠水のおそれがあるということです。岩手県から茨城県の沿岸では、午後4時ごろから午後4時半すぎにかけて、満潮を迎えます。気象庁は「津波とは違って潮位はゆっくりと変化するので、慌てずに行動してほしい。また、海岸や河口付近で作業する場合は、満潮時刻の前後1時間程度は特に注意してほしい」と呼びかけています。東北地方から関東北部にかけての太平洋沿岸の20日午後の満潮時刻は、岩手県では、▽久慈港が午後3時55分、▽宮古港が午後4時、▽釜石港が午後4時8分、▽大船渡港が午後4時6分です。宮城県では、▽石巻市の鮎川港が午後4時14分、▽塩釜港が午後4時22分、▽仙台港が午後4時18分となっています。福島県では、▽相馬港が午後4時22分、▽いわき市の小名浜港が午後4時33分です。茨城県では、▽日立港が午後4時33分、▽大洗港が午後4時34分、▽鹿島港が午後4時38分となっています。