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岩手 大槌町長遺体で見つかる

3月20日 11時30分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東北関東大震災で津波に巻き込まれ、行方が分からなくなっていた岩手県大槌町の加藤宏暉町長が、19日、大槌町内で遺体で見つかりました。大槌町は、今回の地震と津波で、町の中心部に壊滅的な被害が出て、加藤宏暉町長(69)も津波で流され、行方が分からなくなっていました。

岩手県によりますと、19日の午後、大槌町大槌の国道45号線のバイパスで加藤町長の遺体が見つかったということです。持ち物の中に名刺があったことなどから確認されました。加藤町長は、地震の直後、町役場の外に設置したテントで、他の職員とともに対策会議を行っていたところ津波に巻き込まれ、行方が分からなくなっていました。大槌町では、今も職員30人余りと連絡が取れない状態が続いています。