【地震】福島原発100msV超被曝社員「またやる」

2011年3月20日(日) 02時28分

【東日本大地震】福島原発100mSv超被爆社員「またやる」


【東日本大地震】福島原発100mSv超被爆社員「またやる」の画像
崩壊した福島第一原発の3号機と4号機 撮影=東京電力
福島第一原発事故の復旧作業中に、100mSv(ミリ・シーベルト)を超える放射線量を浴びた作業員6人のうち1人の声を、東京電力の広報担当者が、20日未明の会見で伝えた。

「放射線管理が250mSvにしっかりなれば、またその範囲内で作業をする」と、広報担当者に伝えたという。

「法律上問題のない範囲で作業をする」と、淡々と語ったという。

また、残りの5人も退出する意志を示しているわけではない、という。

発言した作業員は、作業者をまとめる中間的な役職にあり、原子炉冷却作業前に、放水作業の可能性や消防車両の放水作業位置などの調査を担当する、30〜40歳代の男性だ。

原子力発電所では、作業員の受ける実効線量限度を5年間で100mSv以下に管理することを法令で定められている。今回の事故では、厚生労働省が一時的にその上限を250mSvに引き上げた。

19日夜の会見では、この6人が全員、東電社員であることを明らかにした。6人の体調に異常は見られず、別の作業を行っているという。
《中島みなみ@レスポンス》
注目の情報[PR]

注目ニュース

【地震】東京電力、20日(日)の計画停電を中止

 東京電力は、19日(土)に続き、20日も計画停電を実施しないことを発表した。

【地震】東京ドームと読売巨人軍、電力40%削減目指すと発表

 読売巨人軍と東京ドームは18日、文部科学省の通知を受け、読売巨人軍が主催する東京ドームでの試合で、当面の節電対策を発表した。

【地震】「東京に健康被害ない」……IAEA、福島第一原発の近況発表

 IAEA(国際原子力機関)は19日、福島第一原子力発電所(以下、福島第一原発)の19日13時30分現在(日本時間)の近況を発表。

【地震】計画停電から強制力のある使用制限へ……都が緊急要望

 石原都知事は18日の定例会見で、計画停電について言及した。

シアトル・マリナーズのイチロー選手は、自身のマネジメント会社「バウ企画」を通じて日本赤十字社に1億円を寄付しました。ウェブサイトで明らかにされたもの。

RSS

ブロードバンド/無線LANスポット検索

ブロードバンド検索
-

ピックアップフォト