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心もホッと、焼き芋50万個 「らぽっぽ」、仙台で提供

2011年3月20日

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写真:焼き芋の無料配布をするため、応援の社員がイモ焼き機などを積んで仙台へ出発した=19日午後7時27分、大阪府守口市拡大焼き芋の無料配布をするため、応援の社員がイモ焼き機などを積んで仙台へ出発した=19日午後7時27分、大阪府守口市

 東日本大震災の被災者にできたての焼き芋を食べてもらおうと、サツマイモを食材にした菓子店「らぽっぽ」を展開する白ハト食品工業(大阪府守口市)が19日、仙台市の避難所で焼き芋の無料配布を始めた。加熱すると甘さが際だち、しっとりした食感が特徴の種子島産「安納(あんのう)イモ」約50万個を用意したという。

 社員らがすでにイモを焼く機材と、安納イモ5万〜6万個を仙台市内に持ち込んでおり、同市を中心に被災地の避難所に届けていく。

 初日の19日は、社員やアルバイトら7人が仙台市青葉区の東六番丁小学校で被災者らに配った。同日夜には追加の応援で、大阪から社員2人が機材を積んだトラックで現地に向かった。

 このうちの一人、高田隆彦(たつひこ)さん(39)は11日、出張中の仙台空港で地震にあった。「現地では大変な避難生活をしている人がいる。少しでも力になれたら」。阪神大震災でも大学芋を神戸市の避難所で配った永尾俊一社長(47)は「イモは栄養価も高く、心がホッと和らぐ不思議な食べ物。ぜひ元気になってほしい」と話した。

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