東北の太平洋沿岸で起きた巨大地震で、東北や関東では、引き続き余震が相次いでいます。被災地では、20日夕方から夜遅くにかけて雨が降る見込みです。
今月11日に起きたマグニチュード9.0の巨大地震のあと、東北や関東の太平洋沿岸などでは余震が相次いでいます。気象庁は、今後も震度5弱以上の余震が起きる可能性があるとして、余震による強い揺れと大きな余震に伴う津波に対して注意を呼びかけています。また、甚大な被害が出た東北の太平洋側などは、前線や低気圧の影響で、20日夕方から雨が降り始め、夜遅くにかけて降る見込みで、岩手県や宮城県北部では、ところによって雪になると予想されています。さらに、22日以降は寒気が入って再び冷え込みが厳しくなる見込みです。被災した人のなかには避難生活で体調を崩す人も出ていることから、気象庁は体調の管理にも十分注意してほしいと呼びかけています。