東北高校ナイン、甲子園球場で練習

東北高校ナイン、甲子園球場で練習

< 2011年3月20日 12:22 >

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　東日本大地震で被災した仙台市から第８３回選抜高校野球大会に出場する東北高校（宮城）が２０日朝、阪神甲子園球場（兵庫・西宮市）で練習を行った。

　１９日夜に大阪に着いた東北高校ナインは、仙台空港が使えないため長時間の移動となったが、２０日朝は練習開始のサイレンと同時に、勢いよくグラウンドに駆け出した。選手たちは、地震の発生直後から仙台市の避難所でボランティア活動をしていたため、チームでの練習は地震後初めてで、守備やバッティングを３０分間行い、甲子園の土の感触を確かめた。

　東北高校・上村健人主将は「いろんな人の思いが詰まっている甲子園だと思っているので、自分たちの今できる最高のパフォーマンスができればいいと思う」と話した。

　大会は２３日に開幕し、東北高校は６日目、１回戦最後の試合に登場する。

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