長野大(上田市下之郷)で19日、卒業式があり、卒業生342人が東日本大震災の被害者に1分間の黙とうをささげた。卒業生を代表して6人が壇に上がり、東日本大震災や県北部地震に触れて「どんな時も自分にできる最大限のことをし、一日も早く復興できるように手助けしたい」とあいさつした。
東御市出身で、上田市内の中学校で4月から教べんをとるという竹花努さん(22)は「東北地方には知り合いがいて、心が痛む。友達らと募金活動をしており、少しでも協力していきたい」と話した。【渡辺諒】
毎日新聞 2011年3月20日 地方版