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測定値はるかに低い量~IAEA
東日本大地震で、原子力安全・保安院とは別に独自で放射能レベルのモニターを行っている国際原子力機関(IAEA)は19日、「測定した値は健康に影響が出るレベルよりはるかに低い量だった」ことを明らかにした。
これは、日本に派遣されている放射能専門家チームの2人が19日、東京、千葉、神奈川の7か所で放射能レベルを測定した結果を、加盟国に対し報告したもの。今後、IAEAの専門家チームは、原発から97キロ離れた福島・会津若松市でも測定を行う予定。移動途中の3か所で既に測定した結果では、レベルは上がっているものの健康への心配はないと報告されている。
また、新たに検出された原乳とほうれん草の汚染については、食糧農業機関(FAO)とともに日本政府に対応を問い合わせているとして、今後の措置についても注目している。
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